アシスタントのまさパパが撮っておいてくれた写真です。7月26日(土)・27日(日)は、親子でワンダーの「夜の森探検隊」。まずはモンスズメバチやマムシの写真を見てもらいながら、注意事項から。整備された都市公園等での一般的な夜の観察会よりも、本当の「探検」に近いですからね。まあ、たか爺としては、昼夜を問わず一番危ない生きものの人間や、そんな人間が運転する車も多い街中のほうが、よっぽど怖いと思うけど!?
今年は両日とも公園管理者のご好意により、閉園後も公園内の駐車場に車を停めたままでOKとなり、本当に助かりました。この時期は24日のように突然の雷雨にみまわれることもあるし、幼児だと片道15分ぐらい歩いて集合場所まで来ることだってけっこう大変ですからね。改めて感謝です! ワンダーキッズやサタデースクールの小学生たちにとっては、この行き帰りの道中もそれなりの意味があるものと思いますけれどもね。
7月のご案内の際に「年齢的には4歳あたりが境目でしょうか? 個人的には、親子参加で5歳以上ならまず大丈夫だと思います。」と書いたためか、26日は4・5歳児の男の子が中心で9家族21名。27日は小学生が中心で6家族12名が参加してくれました。アシスタントはあきらとまさパパです。
カブトムシはもうやたらと出てきているので、樹液ポイントには必ず何頭か来ている感じです。写真を見て気づきましたが、赤いシャツの子どもの背中にもカブトムシが!?
そういえば27日には、なぜか樹液が出ている木の何本かにわざわざバナナトラップを仕掛けていった方がいました。無意味ですよねぇ…。ゴキブリとガ、カブトムシも1頭だけは来ていましたが、あとはみんな樹液のほうへ集まっていました。ストッキングの回収だけは、忘れずにお願いいたします!
モンスズメバチが来ていない木のカブトムシは、子どもたちに自分の手で採ってもらいます。昨年3歳で初挑戦した子は、4歳の今年はもう迷わずにさっと採れるようになっていました。大したものです。
こちらはちょっと苦労していた子どもたち。子どもたちでも手が届く樹液に集まっていたカブトムシたちも、どんどん高い所まで逃げていってしまいます…。木からカブトムシを採るの、初めてだったのかな? この夏に自分でカブトムシのお世話ができた子なら、来年は大丈夫だと思いますよ。
人数が多い日だったので、クワガタのほうはあてにしていなかったのですが、コクワガタもけっこう見つかりました。26日には、ノコギリクワガタのメスも2頭。写真は30㎜あった大物のほうです。酎カップにキープしておいて、帰りに見てもらおうと思っていたら、忘れちゃいましたね…。下見の際のオスといっしょに、たか爺が現在飼育中です。早く産卵木を用意してあげないといけません。
トウキョウダルマガエルは、23日にマムシがいた側溝で。それにしても、今年はマムシの当たり年でしたねぇ~。24日には別々の木の根元に2匹、26・27日も1匹ずつ木の下のほうの幹にはりついていました。いずれも幼蛇です。写真は全滅で残念…。
27日にはなんと、ヘビは大の苦手のアシスタントのまさパパが見つけてくれました! ヘビはまさパパが好きなんじゃないの? ついでに写真も撮っておいてくれればよかったのにね!?
27日には、ヒバカリの幼蛇も。マムシもヒバカリもそう簡単に出会える生きものではありません。まさパパ以外は見られてラッキー!? レッドデータブックの統一カテゴリでは、マムシは東京と千葉で絶滅危惧Ⅰ類、埼玉では地帯別危惧。ヒバカリも東京と埼玉で絶滅危惧Ⅱ類、千葉と神奈川で準絶滅危惧種となっています。
セミの羽化は、先週はニイニイゼミ中心でしたが、今週はアブラゼミが中心です。たか爺ンちの近くでは、27日にミンミンゼミ、28日にアブラゼミがようやく鳴きはじめました。
27日には、ニイニイゼミも1頭のみ羽化していましたね。
木の上のほうの枝先でも。例年より数は少ないし、羽化する時間も遅いようで、まるで木に花が咲いたように、まだ白い羽を伸ばしきったアブラゼミたちがぶらさがっているというわけにはいきませんでしたけれども。
こちらはなんだかややこしい関係のようで…。杭の上で羽化していたアブラゼミは上から撮らせてもらいました。
今年の「夜の森探検隊」もこれにて無事終了。初回は雨天中止でしたが、6回は開催できました。初めて参加された方は、いかがだったでしょうか? あとは8月末まで日程を調整の上、個別にご案内することもできますので、ご相談ください。
たか爺ンちのドラ息子たち&お友だちが使っていたモスキートネットが役に立つとは思いませんでしたが、すぐれものでしたねぇ~。25年前のものです…。来年参加予定の方は、今から購入しておいたほうがいいかも!?
28日(月)はリハビリデー。「夜の森探検隊」は首と腰への負担が大きいので、翌日に予約しておいてよかったぁ…。
午後はくん爺の薬をもらいにコジマまで。心臓と耳の薬で11.443円也…。夏はくん爺のためにクーラーも入れっぱなしだし…。ついでに、ノコギリクワガタ用の産卵木等も購入してきました。生きものを飼うのは本当に大変ですが、まあ、それ以上のものは与えてくれますからね。子育ても同じでしょ!?