たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

冬のクワガタさがし~ワンダーキッズ~

2018年02月23日 | 冬のクワガタさがし


 2月19日(月)のワンダーキッズも、「冬のクワガタさがし」です。



 キツツキの食痕と、モンスズメバチの巣を駆除した痕が残っている木を見てもらっているところですね。残念ながら、すぐに気づいてくれて、たか爺の質問にもまともに答えられたのは右端の子1人だけでございました…。



 どうしてここで遊んではいけないのか、テストさせていただきましたよ!?
 真ん中の立ち枯れの木も、風が強い日には要注意です。もしかすると、大人なら押し倒せるかも?



 やっとわかってくれたかぁ…。でも、危ないことをしている子もいるなぁ…。まあ、とりあえず今のところは大丈夫なんですけれどもね。



 まずは、確実に出てくる場所からスタート!



 前日の「親子でワンダー」で大当たりだった朽木の残りです。



 もちろん、クワガタの幼虫はすぐに出てきますよね。



 でも、向かい合って作業しちゃダメだからねぇ…。



 これは、朽木の下からカナヘビが出てきたときだったかな?



 起こしちゃってごめんなさい…。



 たか爺が仮住まいへとお引っ越しさせておきました。



 森の中へ移動します。
 でも、何だかもうあきちゃっている子どもたちもいて、「冬のクワガタさがし」はこれにて終了。最後まで集中していたのはこの2人だけでしたねぇ…。あとは、冬の森のお散歩でございました。



 ちょっとゆらしただけで、抹茶色の花粉を煙幕のようにまき散らすハンノキです…。



 この朽木は枝打ちや伐採された木の集積場のものなので、そのうち中にいる幼虫もろともチップにされてしまいます。まあ、園路に敷きつめられれば、今度はカブトムシたちの産卵場所にもなりますけれどもね。
 ゴミのほうの集積場では、余計なことをやっていた子も1人いたなぁ…。



 最後に、クスノキの枝もおみやげです。たか爺も早く、「ミニクワガタ」と「簡単テントウ」用の枝を集めに来ないといけませんねぇ…。

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親子で冬のクワガタさがし②③~親子でワンダー~

2018年02月21日 | 冬のクワガタさがし

photo by sachibaa

 2月18日(日)も「親子で冬のクワガタさがし」です。


photo by masapapa

 午前中は7家族25名、午後は5家族15名の2回に分けて開催しました。



 「親子で勝負! ザリガニ釣り」や「トノサマバッタ狩り大会」、「冬はやっぱり土手すべり」など、移動せずに広い場所で開催できる場合には1度に40~50名でもOKなのですが、通常の「親子でワンダー」は、たか爺のガイドウォークのような感じなので定員は20名。20名が同時に作業できる雑木林も限られてしまうし、そこまでの移動もともなう「冬のクワガタさがし」も同様です。
 年間予約ではキャンセル見込分も含めて30名まで受けつけ、あとは午後にも開催するとか追加日程を設けるとかしてきましたが、もう年なので午前+午後のW開催だとちょっと疲れちゃったかも…。そろそろやめておいたほうがよさそうですねぇ…。


photo by sachibaa

 まずは集合場所の近くの木で。


photo by sachibaa

 アカゲラかアオゲラあたりのキツツキが、朽木の中にいた幼虫を食べた痕を見てもらいました。比較的新しいものです。


photo by sachibaa

 裏側に回りこむと。


photo by sachibaa

 数年前、モンスズメバチが営巣していたので、たか爺が公園管理事務所へ連絡。ハチの師匠のsundogさんが巣を駆除したあとですね。
 幹を叩いてみるとすぐにわかりますが、中はもう空洞となっています。まだテープは巻かれていませんが、公園利用者の安全上は早めに伐採したほうがいいかもしれません。
 伐採した木は片づけたりしないで、できれば隅っこのほうにそのまま転がしておいてくれるよう、昔はよく当時の管理課長にお願いしていましたねぇ~。今でもそうしておいてくれることが多くて感謝しております。


photo by sachibaa

 これもキツツキがつついた痕ですが、さち婆が撮っておいてくれたこのズーム画像だと、巣には使っていなかったのかな?


photo by masapapa

 例によって、大雪で折れたクスノキの枝もおみやげにしてもらいました。
 「香りのえんぴつ」ですね!?


photo by sachibaa

 この朽木はゴマギだったかな。


photo by sachibaa

 モグラ塚です。30㎝ぐらい掘ってみれば、トンネルも見つかるかもね?


photo by sachibaa

 コブシの冬芽も、大雪で折れた枝のものです。


photo by sachibaa

 3年前に実績のある朽木は、枯草におおわれてとてもいい朽ち具合!?


photo by sachibaa

 今回使わせてもらう場所に着いたら、まずは作業上の注意事項と危ない生きものの話ですね。



 あとは、親子でクワガタ好みの朽木を見つけて、クワガタを探してみてください。


photo by masapapa

photo by masapapa

photo by sachibaa

 以上は、午前の部から。


photo by masapapa

photo by sachibaa


 以上は、午後の部から。


photo by sachibaa

 幼虫と小さな成虫も出てきた朽木だったかな。


photo by sachibaa

 幼虫を見つけたら、慎重に!


photo by sachibaa

 クワガタの幼虫です。


photo by sachibaa

 カブトムシの幼虫も。



 カミキリムシの幼虫ですね。昆虫食マニア絶賛の一品!?


photo by masapapa

 これは、このまま朽木ごと昆虫マットに埋めて飼ってもいいかも。



 朽木からとりだした幼虫たちは、空瓶で1頭ずつ飼ってあげるのが理想的ですけれどもね。


photo by sachibaa

 空瓶には幼虫が出てきた朽木の削りかすを詰めてもいいし、昆虫マットでもOKです。



 コクワガタの成虫も出てきました。



 これがこの日の最大サイズだったかな。


photo by sachibaa

 幼虫の飼いかたを説明中。
 空瓶はこれぐらいの大きさのものがいいですよ。


photo by sachibaa

 これは、シロダモの葉っぱの裏側のロウ物質を溶かしているところです。まあ、「白くて火でとけるものって、なぁ~んだ?」って子どもたちに聞いても、「雪!」とか答えられちゃう時代ではございますが…。

 とりあえず、親子での「冬のクワガタさがし」はこれにて無事終了。あとはワンダーキッズとキッズフリー、果たして出るか出ないか深谷市の河川敷を残すのみとなります。もう春ですからねぇ~。ワンダースクールとしては「どこかで春が」モードに切り替えないと! たか爺としてはお花見モードへも!?
 そういえば、この日さち婆が土手で摘んできた菜の花とカラシナのおひたし、おいしかったなぁ~。春は摘み草も楽しくて、おいしい季節です。3月になれば、「おひたしの王様」ノカンゾウも出てきます。親子でワンダーでも里山体験プログラムでも、ワンダースクールへご参加の際にはレジ袋必携ですよ! 

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親子で冬のクワガタさがし①~親子でワンダー~

2018年02月19日 | 冬のクワガタさがし
 4月からの2018年度の会員登録手続きが始まって、年間予約入れやら登録確認メールやらでちょっとバタバタしております…。2月19日現在43家族154名と、昨年より1週間は早いペースかな? ホームページの更新やWeb上での広報まで手が回らない状況なので、まだ継続登録が中心ですね。
 たか爺は17日の午前、18日の午前と午後、19日の放課後とひたすら「冬のクワガタさがし」でしたが、ブログの更新は写真の整理をしながら、これからボチボチと…。


photo by masapapa

 大雪で折れたクスノキの枝を折って、匂いをかいでみてもらっているところです。「香りのえんぴつ」用におみやげにしてください。
 2月17日(土)の午前中は、「親子で冬のクワガタさがし」の1回目。参加者は5家族14名でした。
 

photo by masapapa

 大きなクヌギの木の先端の枝を見てもらっているところです。



 これは18日に撮っておいた写真。ほとんど途中から折れていて、1本にはサルノコシカケがいくつもくっついています。まだ生きている木でも、先端はすでにキノコが朽木にしているわけですね。


photo by masapapa

 これは枝ではなく、途中から折れて倒れた木の幹です。子どもたちにとっては、「森のアスレチック」のひとつとして格好の遊び場ですよねぇ~。何年か経てば、「冬のクワガタさがし」もできるようになります。



 でもなぁ…。この倒木の先はこうなっております…。
 ここでは遊ばないほうがいいですよね!?


photo by masapapa

 もうすっかり枯草におおわれて埋もれいてるこの朽木からは、何年か前にクワガタの幼虫も成虫も出てきております。


photo by masapapa

 まずは作業上の注意事項から。
 危ないこともあるし、危ない生きものが出てくることもありますからねぇ…。



 冬の雑木林で、「親子で冬のクワガタさがし」がスタート!


photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

 こんな感じです。



 クワガタの幼虫はすぐに出てきちゃうけど…。



 子どもたちにとっては、「冬の宝物さがし」ですよねぇ~。



 成虫も。



 こちらの親子は?



 カブトムシの幼虫も見つけていましたね。



 スズメバチの越冬女王はこの1頭のみ。キイロスズメバチでした。


photo by masapapa

 最後にクワガタの幼虫の飼い方も。
 自分たちで見つけた幼虫たち、大切に育ててあげてくださいね。幼虫から蛹へ、蛹から成虫へと変わっていくところも見られると思いますよ。

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冬のクワガタさがし~キッズ&ファミリー~

2018年02月12日 | 冬のクワガタさがし

photo by masapapa

 2月10日(土)は、キッズ&ファミリーの「冬のクワガタさがし」です。練馬の区立小学校は午前授業がある土曜日なので、14時半からの開催ですね。


photo by masapapa

 参加者はキッズ1名・ファミリー5家族12名の13名。
 アシスタントはまさパパです。



 倒木が多く、かなり太い枝も落ちている雑木林の中なので、風のない日で良かったです。これから倒れそうな立ち枯れの木も多い場所ですからねぇ…。



 キツツキがつついた痕だらけだったゴマギです。
 これは低い場所ですが、こんなふうに折れた枝が木の上の方にも残っているわけで、風が強い日は怖くてなぁ…。 



 注意事項のあと、ご家族単位で作業開始。


photo by masapapa

 クワガタの幼虫はすぐに出てきました。



 起こしてごめんね…。


photo by masapapa

 同じ朽木の反対側からも。



 小さな成虫も出ました。一応オスなんだけど…。


photo by masapapa

 カミキリの幼虫も多かったですね。



 子どもたちには人気ありませんが、昆虫食マニアの人たちは喜ぶんだろうな!? カラスも狙っておりました。



 この子はちょっと苦戦中…。



 コガタスズメバチの女王蜂は、この1頭のみでしたね。



 おケラちゃんもご登場! まだ幼虫です。



 クワガタの幼虫の団体さん!?



 大切に育ててあげてくださいね。
 帰宅後のマット詰めは大変だと思いますが、がんばってください。あとは夏のお楽しみ! 

 次回の「冬のクワガタさがし」はたか爺の体調次第だなぁ…。高熱にはならず、今朝はまた微熱に戻ったのでインフルエンザではないと思うのですが、明日は医者に行ってこないと…。 

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「冬のクワガタさがし」事前調査

2018年02月11日 | 冬のクワガタさがし


 2月9日(金)はリハビリデー。首と腰それぞれの牽引と電気治療、先生のマッサージのフルコースです!?
 その足で、午後は「冬のクワガタさがし」の事前調査へ。参加者の人数や子どもたちの年齢に応じて、移動ルートや開催場所を考えないといけません。今年は4回に分けて開催予定ですが、なるべく少人数で楽しんでもらいたいので、定員にかかわらず参加申込はすべて終了。現在こちらがキャンセル待ちの状態となっております…。



 ちょっとわかりにくいけれども、昔キツツキの仲間が幼虫探しをした痕と、もしかすると巣にも使っていたと思われる穴が残っていたハンノキです。
 花粉症の方は要注意ですね…。



 先の大雪で折れたクスノキは、「ミニクワガタ」サイズを何本か切りだしてきました。3月の「魔法の小枝でキーホルダー作り」用です。

 

 根元から倒れたこのケヤキも、そのうち「冬のクワガタさがし」で使えるようになるのかな? クヌギやハンノキではなく、エノキやゴマギでもOKなのでケヤキもいけるか!?



 とりあえず今年の1回目は、このあたりを使ってみますか。



 サルノコシカケとカワラタケがびっしりついたこの枝は、要注意ですね。



 折れて、他の木に引っかかっているだけだからなぁ…。

 昨日10日の「冬のクワガタさがし」の1回目は無事終了。
 でも、朝から鼻と喉の調子が悪いなぁと思っていたら、帰宅後37.1℃の微熱が…。今朝も変わらずだったので、野川公園のセツブンソウは中止にして寝ておりました。現在37.7℃…。明日の「化石発掘体験」は2家族でも開催方向でおりましたが、予約をワンダースクールから個人名に変更して直接参加してもらうことにしました。万が一インフルエンザだったりするとまずいですからねぇ…。まいったなぁ…。

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「冬のクワガタさがし」事前調査

2018年01月23日 | 冬のクワガタさがし
 今日は2時間の雪かきでもうボロボロです…。新聞では「首都圏大雪 都心23センチ」となっていたけれども、たか爺ンちは都下に近いので、30センチオーバーぐらいだったかも!?
 以下は、1月20日(日)の続きです。



 里山体験プログラム「田んぼで焼きいも」のあとは、とりあえず花園蕎麦へ。名物の大根そばをいただきました。イカ天とおひたしもプラスです。十割そばとはいってもお手頃価格なので、それなりにおいしい程度ですが、たまに食べたくなりますね。



 午後は、深谷市の荒川河川敷へ寄って「冬のクワガタさがし」の事前調査です。



 倒木や朽木はけっこうあるのでどうにかなりそうですが、ちょこっと崩してみただけでは、クワガタやカミキリの幼虫は出てきませんでしたねぇ…。



 すぐに出てきたのは、やっぱりコガタスズメバチの越冬女王です。



 キイロスズメバチもご登場。
 とりあえず予定どおり開催はできそうですが、果たしてクワガタの幼虫や成虫は出てきてくれるでしょうか?



 鹿島古墳群の蝋梅も、やはりソシンロウバイでした。



 これはコミュニティファームの菜の花ですが、古墳群で何か摘んでいたおばあちゃんたちがいたので聞いてみたら、カラシナの葉っぱでしたね。花が咲く前のほうがおいしいそうです。
 菜の花は、今年も春の「化石でワンダー探検隊」の際に摘めるかな。

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親子で冬のクワガタさがし③~親子でワンダー~

2017年02月25日 | 冬のクワガタさがし


 駐車場のハンノキです。
 2月25日(土)は、「親子で冬のクワガタさがし」の最終回。快晴で風もなく暖かい日となりました。



 これは何年か前、たか爺のハチの師匠のsundogさんがモンスズメバチの巣を駆除した痕です。たか爺が見つけて、公園管理事務所に連絡を入れました。まあ、駐車場や園路に近い場所でなければ、そのままにしておくところなんですけれどもねぇ…。
 もっと上のほうまでずっと洞になっているのは、手で樹皮を叩いてみるだけでもわかります。でも、スズメバチたちの出入口になっていた裂け目の周辺だけをこれだけしか伐らないで、あとはどうやったのかな? 木の中に巣の外皮も巣盤も残っていないので、レインウェアに皮手袋だけで手を突っこんで取りだしたとしか思えない!? 10年前からこんな感じだからなぁ…。



 同じ木の上のほうには、アカゲラやアオゲラあたりのキツツキの仲間が幼虫を食べた痕も残っていました。もちろん、朽木の話をしながら、参加者の方たちにも見てもらいましたよ。


photo by yamato

 先週の午前の部の際にあかねが見つけてくれた、コガタスズメバチの新女王を見てもらっているところです。このままここで越冬できそうかな?
 この日の参加者は4家族12名。今年は5回ともうまい具合に分散して参加してもらえましたね。キッズアシスタントはやまとです。しばらくお手伝いに来ていなかったのですが、スナップ写真の腕は上がっておりました。でもなぁ…。中学生になっちゃうと、みんななかなかねぇ…。来れそうな時だけでも、お手伝いに来てもらえるとうれしいですね。


photo by yamato

 朽木の「すべすべローション」を体験中!?


photo by yamato

 クワガタさがしにはちょっと見当違いな朽木ですが、どなたかが無理やり削っておりました…。



 落葉がたまった側溝では、もちろん小学生だって遊びますよねぇ~。


photo by yamato

 これも誰かが崩したあとです。クワガタやカミキリムシの幼虫の食痕や、蛹室の痕を見てもらいました。この朽木は当りだったでしょうね。


photo by yamato

 注意事項のあとはご家族ごとに分かれて。



 「親子で冬のクワガタさがし」です。



 1時間なんてあっという間ですが…。



 とりあえず1時間あれば十分ですよねぇ~。



 クワガタの幼虫はすぐに出てきます。


photo by yamato

 最後は慎重に。


photo by yamato

 よかったね!



 今回も大きな幼虫が多かったです。



 コガタスズメバチの新女王は2頭。



 キイロスズメバチも2頭。



 これはなぁ…。コメツキの仲間の幼虫なのかな?



 コクワガタのオスを見つけていたご家族もいました。


photo by yamato

 最後に、クワガタの幼虫の飼い方を説明中です。みんな無事に育って、6月にはビンの縁に蛹室を作って幼虫から蛹へ、蛹から成虫へと変化していくところが観察できるといいですね。



 先週から芽吹きはじめたゴマギです。
 参加者の方に触ってみてもらって匂いをかいでみてもらうのを忘れてしまいましたが、これはこれからいつでもできるから、まあいいかぁ…。

 そろそろレンジャクたちが来る季節なので、鳥屋さんたちも多かったけれども、今日はみんな子どもたちにも普通に接してくれるいい人たちでしたね。鳥屋さんたちは上を、たか爺たちは下を見ながら、本来は共存できるはずなんだけれども、公園という場所で「烏合の衆」になっちゃったり、相手を排斥するような人たちが出てきちゃうとねぇ…。今年はそんな人たちがこれ以上増えないといいのですが…。
 これにて「冬のクワガタさがし」は終了。たか爺はこれからお花見モードです!?

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親子で冬のクワガタさがし②~親子でワンダー~

2017年02月21日 | 冬のクワガタさがし


 2月19日(日)の続きです。
 子どもたちにとっては、冬の雑木林での「宝物さがし」ですね!?


photo by masapapa

 送迎のご家族はいなかったので、午後の部は13時-15時の開催。
 注意事項やキツツキの食痕を見てもらったあと、午前中にあかねが見つけてくれたコガタスズメバチを見てもらっているところです。


photo by masapapa

 ほとんど土に還った同じ朽木で、コクワガタのメスを見つけた子もいました。


photo by syuuichi 

 落葉がたまった側溝は、やっぱり楽しそうです。


photo by syuuichi
 
 なんとこの朽木のかけらでも、やはりコクワガタのメスを発見!
 同じ子ですね。


photo by masapapa

 これは木の枝のかまくら!?
 他の子どもたちが作った秘密基地でしょうか。


 
 作業上の注意事項や危ない生きものの話のあとは、ご家族ごとに分かれて。


photo by masapapa

 「親子で冬のクワガタさがし」ですね。



 めずらしく朽木に食いこむようにして入っていたカブトムシの幼虫たちです。普通は朽木の真下の地面だったり、朽木に入っていても手で崩せるぐらいの場所が多いのですが…。



 それでもがんばって掘りだしていました。大変だったと思いますよ。



 こちらのご家族のパパは、埋もれていた朽木を見つけましたねぇ~。
 かなりいい感じです。


photo by syuuichi

 さて、何が出てくるかな?



 やったね! 



 コクワガタのオスまで出てきておりました。
 


 これは午前中の続きの朽木。まだまだ出てきますよね。 



 この日見つかったクワガタの幼虫たちは、大きなものも多かったです。


photo by syuuichi

 大切に育ててあげてね! あれっ? 午前中に参加してくれた子だったかぁ…。エサにする朽木を集めに来ておりました。2017年度の「申込書」と「年間予約表」も。ご継続、ありがとうございます! 



 埋もれていた朽木の近くで見つかったスズメバチの巣は、外皮の一部のみ。何度見てもすばらしい造形物となっております。

photo by masapapa

 最後に子どもたちにも見てもらって、触ってみてもらって、壊してみてももらって…。スズメバチの巣に関しては、『都市のスズメバチ』のこちらを見てみてくださいね。
 
 この時期なのでついでに!?
 親子でワンダーは基本的に定員20名。年間予約では30名まで受け付け、さらに予約が入った場合には午後の部にて受け付けることにしています。年間予約という性質上キャンセル率も高いので、最終的に午前+午後で30名以下となった場合には午前のみ開催ですね。
 この日の年間予約は午前の部9家族31名、午後の部9家族36名にて受付終了。キャンセル待ちも8家族30名となりました。でも、実際の参加者は午前+午後で8家族30名だったので、年間予約のキャンセル率は69%でした…。ちなみに、来年の2月18日の「親子で冬のクワガタさがし」は本日にて、午前の部は9家族31名にて受付終了。以後は午後の部にて受付となっております!?
 というわけなので、2017年度の年間予約では今のところまだ「キャンセル待ち」の日程は出ていませんが、3月以降に会員登録される方でたとえ「キャンセル待ちの〇家族目」という日程があった場合でも、びっくりしないでくださいね…。キャンセル待ちのままご参加いただけない方が出る日程は、毎年2日あるかないかという程度ですよ。

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親子で冬のクワガタさがし①~親子でワンダー~

2017年02月21日 | 冬のクワガタさがし

photo by masapapa

 2月19日(日)は「親子で冬のクワガタさがし」。



 このコガタスズメバチの越冬女王を見てもらっているところです。ほとんど土に還っていた朽木を説明中に、あかねが見つけてくれました。


photo by syuuichi

 中が朽木となっているため最近伐られた木の切株ですね。
 どこの公園でも、心材部が朽木となって洞が広がってくると、利用者の安全のために伐られ、伐られるとすぐに片づけられてしまいます。林床も常にきれいでなければならない!?


photo by syuuichi

 移動中、落葉がたまった側溝で遊ぶ子どもたち。
 子どもならやりたくなるのが当たり前ですが、今はもう落葉や木の実でさえゴミとして片づけられて、林床の野草まで抜かれたり刈られたりしてしまう公園のほうが多いのかな?
 以前井の頭公園での自然観察会のお手伝いに行ったとき、事前調査の際に確認していた木の実が当日朝の直前下見の際にはきれいに掃き清められていて、がっかりしたことがありましたねぇ…。たまたまたか爺が担当した班に公園の管理に関係している方もいて、管理者サイドの事情もわかりました。林床がカチカチの土だけになっているような公園の姿を望む方たちが増え、クレームには対応せざるを得ないようです…。


photo by masapapa

 この公園でも伐られた木は1箇所に集められて、チップにして園路に敷き詰めたりしています。でも、昔からここの管理者の方たちは子どもたちの自然体験の重要性を理解してくれているので、利用者の邪魔にならない場所や森の中で倒れたり伐られたりした木はそのままにしておいてもくれます。もう何年も前の話ですが、たか爺はよく公園の管理上問題のない場所ではなるべくそのまま転がしておいてもらえるよう、当時の管理課長さんにお願いしておりました。



 チップにしないでそのままにしておいてもらえると、子どもたちはとりあえず「倒木渡り」で遊べるし、6月にはオナガバチなどの産卵シーンやクワガタやタマムシが出てくるところを観察できたり、何年か経って子どもたちでも崩せるぐらい分解がすすめば、「冬のクワガタさがし」もできるようになります。本当にありがたいことですよねぇ~。


photo by masapapa

 前置きが長くなってしまいましたが、参加者は午前の部が4家族13名、午後の部が4家族17名で計8家族30名。風邪等で参加できなくなってしまった2家族は残念でしたが、ちょうどいい感じに分かれて参加してもらえたかな。アシスタントはまさパパ、キッズアシスタントはしゅういちとかこの2名です。



 まずは午前の部から。



 先週も先々週も使っている朽木ですが、クワガタの幼虫はすぐに出てきますよね。


photo by masapapa

 こちらでも。


photo by masapapa

 大切に育ててあげてください。


photo by masapapa

 幼虫が出てきた朽木を持ち帰るといいですね。



 アオゴミムシです。



 コクワガタの成虫も出てきます。



 コガタスズメバチはこの2頭のみ。


photo by syuuichi

 うまく撮れたかな?



 土手のタンポポはお昼休み中に。
 


 菜の花の蕾は、摘んで帰るのを忘れてしまいました…。辛子和えが食べたかったなぁ…。
 午後の部は次の記事にて。

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冬のクワガタさがし~キッズ&ファミリー~

2017年02月12日 | 冬のクワガタさがし

photo by masapapa

 2月12日(日)も、キッズ&ファミリーの「冬のクワガタさがし」です。毎年2月は毎週末のようになってしまいますね。
 本日の参加者は4家族10名。今のところ理想的な人数ずつとなっていますが、来週はちょっと大変かなぁ…。ワンダースクールのメインプログラムは、基本的に3家族以上にて開催・定員20名。たか爺としては3~4家族10名前後が理想的、20名前後が現実的!? なるべく均等に分かれて参加してもらいたいので、追加日程も2日設けましたがなかなか思うようにはいきませんよねぇ…。



 送迎のご家族は早めに到着したので、とりあえず駐車場脇の朽木で小手調べです!? 実証済みの絶対に入っている木なので、クワガタの幼虫はすぐに出てきました。コクワガタのメスの成虫も入っていましたね。



 キツツキの仲間の食痕。アカゲラかアオゲラあたりが幼虫を食べた痕です。


photo by masapapa

 注意事項のあと、以下は開催場所にて。ご家族単位に分かれて「冬のクワガタさがし」です。この朽木はもう何年も使っていますが、まだまだ幼虫も成虫も出てきていました。


photo by masapapa

 この朽木も何年も前からのもの。今年はカミキリムシの幼虫だらけだったようです。


photo by masapapa

 こちらは手つかずの朽木狙いでしたが、クワガタの幼虫は出てきておりました。来年以降はもう少しやわらかくなってくれると思いますよ。



 先週、参加者のパパが見つけてくれた埋もれていた朽木です。



 ひっくり返してみたら。



 カブトムシの幼虫たちが続々とご登場です。



 上側もすでにスポンジケーキ状態まで分解がすすんでいて、クワガタの幼虫や成虫もまだまだ出てきていましたが、地面に接していた部分はもうほとんど腐葉土状態で、カブトムシの幼虫好みの状態でした。



 これはちょっとヤラセ写真!?



 クワガタとカミキリムシの幼虫たちが入っていた場所です。



 クワガタの幼虫だけアップで。

 
photo by masapapa

 これは再集合前。幼虫の飼い方や質疑応答のあと解散ですね。
 そういえば、今日はスズメバチの越冬女王は出てこなかったよなぁと思っていたら、なんと参加者の方がはからずもお持ち帰りしておりました!? 幼虫たちを持ち帰るためや、エサとして使うために集めた朽木のかけらにくっついていたようです…。直接手でつかまなくて幸いでしたねぇ…。

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冬のクワガタさがし~ワンダーキッズ~

2017年02月09日 | 冬のクワガタさがし


 2月8日(水)のワンダーキッズは「冬のクワガタさがし」。4日(土)のサタデースクールの際に、参加者のパパが見つけてくれた朽木を使いました。確実に出てくるはずですからねぇ~。



 たか爺が端っこをひと叩きしただけで、カミキリムシの幼虫2頭とゴミムシダマシの仲間がご登場です。



 よく見てみたら、クワガタの幼虫も入っていましたね。



 あとは子どもたちにお任せですが、この子が見つけたのは?



 コガタスズメバチです。たか爺が別宅へ引越しさせておきました。



 手でちぎりとれるぐらい分解がすすんでいて、ちょうどいい湿り具合の朽木なので、たか爺はビン詰め作業も。これで幼虫1頭分。途中でエサを替える必要もなく、羽化させることができます。



 子どもたちが見つけたクワガタの幼虫は、蛹室を作っていました。



 けっこう大きかったですね。



 これは、ムカデさんのお引越し中…。



 湿り気の多い場所からは、こんな生きものも出てきました。クロコウガイビルです。



 子どもたちが見つけていたゴミムシダマシは、エグリゴミムシダマシの仲間ですね。



 コクワガタのメスです。
 クワガタの幼虫は5~6頭だったかな。



 一見頑丈そうに見えるこのハンマーは…。



 柄の中が空洞じゃぁねぇ…。朽木相手でもこうなってしまいます…。



 これは帰り道。



 ほとんど土に還っていた朽木踏みです!?



 おもしろい雲が出ておりました。

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冬のクワガタさがし~サタデースクール~

2017年02月07日 | 冬のクワガタさがし

photo by masapapa

 今年の「冬のクワガタさがし」は、2月4日(土)のサタデースクールからスタート。



 参加者はキッズ2名+ファミリー2家族6名の8名でした。
 毎回これぐらいの人数だと理想的ですが、追加日程を設けてもなかなか分散してくれなくて…。


photo by masapapa

 アシスタントはまさパパです。


photo by masapapa

 もう何年も楽しませてもらってきた朽木ですが、今年になってかなり崩されていました。多分大漁だったと思います。大物は中心部から出てくることが多いのでまだ楽しめますが、今年で終わりかな。



 これは別の朽木から。上の親子が見つけていたクワガタの幼虫です。左側から朽木を食べてきて蛹室を作ったところなので、このまま昆虫マットに埋めておけばこの夏に羽化すると思いますよ。


photo by masapapa

 パパが下草に埋もれていた手つかずの朽木を見つけました。



 大当たりでしたねぇ~。
 子どもたちが手にしているのはコクワガタの成虫とカミキリムシの幼虫ですが、クワガタの幼虫もざくざくと!? 木もスポンジ状に分解されているので、そのままエサとして使えます。何本もビン詰しないといけないので、帰宅後の作業は大変だと思いますけどねぇ…。



 コクワガタの成虫は、メスが5~6頭。



 スズメバチの新女王は意外と少なくて2頭のみ。しかもコガタスズメバチではなく、キイロスズメバチでした。



 昨年までずっとウバタマコメツキかと思っていたら、実はオオクシヒゲコメツキだった幼虫です。昨年羽化させてみてわかりました。今年も実証したいところですが、現在まだ2017年度へ向けてパニックの真っ最中なので…。古ぅ~いまんまのホームページだって、内容はこれから2017年度に変更していかなければならないしなぁ…。



 シロハラです。
 そういえば、人が崩した朽木をつついて幼虫を食べていたカラスもいましたね。 

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蛹になりました!

2016年06月08日 | 冬のクワガタさがし


 コクワガタのオスの蛹です。
 本日、物置に入れてあった幼虫たちの瓶を部屋の中へ移動しました。9本の内3本は蛹になっていましたね。



 こちらもまもなくという感じかな? 1本はまだ幼虫のままでしたが…。
 「冬のクワガタさがし」の際に幼虫たちを持ち帰って飼育されている方は、そろそろ様子を見てあげてください。



 コメツキも無事蛹に! 何コメツキになってくれるのか、楽しみだなぁ~。
 カミキリムシの3本は幼虫のままと、瓶の外からは確認できないものが2本。これはダメかも?

 繭を持ち帰っていたアカスジツチバチは、かわいそうなことをしてしまいました。羽化していたのに、もう少し早く気づいてあげれば…。とりあえずまだやわらかかったので、標本にして供養させていただきます。
 おかげで6年経ってようやく、シロスジギングチとアカスジツチバチの繭の違いが少しわかったような気がします。やっぱり何でも自分の目で確認しないとね!?

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クワガタの幼虫たち

2016年05月20日 | 冬のクワガタさがし


 今年2月の「冬のクワガタさがし」の際に採集した幼虫です。1匹ずつ昆虫マットを詰めたビンに入れて、日の当たらない北向きの物置の中に並べてあります。
 最近5月にしては暑い日が続いているので、昨日ちょっと様子を見てみました。たまに気の早いやつがいたりしますからね!? 2本は外から確認できませんでしたが、とりあえず無事に育ってくれたようで、みんなこんな感じの蛹室を作っておりました。
 あとは、いつ部屋の中へ移動するかですね。さち婆にブーブー言われながらも、窓辺にだぁ~っと並べておかないと…。



 でも、たか爺としては実はこっちのほうが気になっております。肉食なのでカミキリの幼虫も入れておいたら、とりあえずはOKだったようです。羽化するところまで見られるといいのですが…。ウバタマコメツキかオオクシヒゲコメツキか、さてどっちになるのかな?

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冬のクワガタさがしも最終回です

2016年02月29日 | 冬のクワガタさがし


 何をやっているのかと思ったら、切株の洞になった部分が根元側の割れ目まで続いているのかどうか確認中でした。何でも自分の目や手や道具を使って確認してみるのが一番ですよね。それ以上の真実はございません!?
 で、中は朽木状態のこの木も伐られてしまったわけですが、そのまま転がしてくれてあるので、6月にはオナガバチたちが観察できます。来年あたりそろそろ「冬のクワガタさがし」にも使えるでしょうか。



 土手の向こうには何があるのか、自分の目で確かめに行ってみるのも大切なことですよ。まあ、ただのぼりたかっただけなのかもしれませんけどねぇ…。



 『みんなの花図鑑』では「ホシノヒトミ」となったオオイヌノフグリ!?



 交雑種も増えているようですが、土手にはカントウタンポポも咲いていました。



 これは移動中。ハンノキの花粉で遊んでいるところです…。「抹茶!」みたいな花粉をえらく気に入ってくれた子もいましたねぇ…。子どもたちはほんとうにおもしろい生きものです。



 2月28日(日)は、追加開催の「冬のクワガタさがし」。荒天や雨天で中止したサタデースクールの順延日程です。



 参加者はキッズ送迎2名+ファミリー現地2家族の8名。たか爺ものんびりモードですね。



 もう3~4年は楽しませてもらったこの朽木も、そろそろ終わりかな。



 でも、中心部からはけっこう大きなクワガタの幼虫がまだまだ出てきます。
 「冬のクワガタさがし」も最終回なので、今回はたか爺もおみやげにしました。
 
 

 まだあまり手をつけていなかった場所からも。
 でも、これじゃあ何も見えなかったかぁ…。大きな幼虫がたくさん採れておりました。



 コガタスズメバチは5頭だけでしたね。



 ゴマギです。春の訪れをばんざいして喜んでいる感じ!? 触るともういい香りがします。
 明日からはもう3月だし、たか爺の頭の中もワンダースクールも、冬から春へとスイッチを切り替えないといけませんね。



 その前に今日は、これを物置にしまっておかないと。



 一昨日のウバタマコメツキの幼虫は、ここまでもぐっておりました。面倒なのでケースには移さず、昨日そのままカミキリムシの幼虫も入れておいたら、こんな状態に…。このあと果たしてどうなるのでしょうか?



 昨日のクワガタの幼虫も、ここまでもぐって落ち着いたようです。
 子どもたちはクワガタが羽化するのを楽しみにしていると思いますが、たか爺はウバタマコメツキのほうが楽しみだなぁ…。

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