最近、息子が学校で「西の魔女が死んだ」という本を読んで感動したと言っていたが
今週末に彼が借りたDVDはその映画版だった。
「感動の小説作品を映像化するのは邦画は苦手だからなあ・・・」と思いつつも観てみた。
やはり、ところどころ「こうすりゃもっと観てるほうにわかりやすく伝えられたのに・・・」なんて思うシーンとかもいろいろあったんだけど
最後のシーンで不覚にもボロボロと涙を流してしまっていた。
「ライフ・イズ・ビューティフル」や「グラン・トリノ」なんかもそうだけど
自分の死をかけてまで残された人に伝えたいことがあって
その伝えたい相手はしっかりとその思いを受けとめることができた、というシチュエーションはやはり泣ける。
わりとつたない映画構成だったにもかかわらず
ここまで感動したのは、原作が良かったからなんだろうなやっぱり。
今度は原作本を読んでみたい。
息子は、学校でそばにいる友人にちょっかいを出されながら読み進めていったにもかかわらず、読み終えた後は思わずうるっとしてしまい、「オマエ泣いてんの~?」なんてからかわれたらしい。
いや~、彼の感動のツボは、けっこういけてる気がするよ。
っつーか、よく周りで友人達が騒いでるのに読書できるよね。
そこもビックリしどころだわ。