震災後に入院していてほとぼりが冷めた頃にのこのこ表舞台に出てきた東京電力の社長さん。
繊細で頼りない人だなってちょっとかわいそうな感じで見てたんだけど
国会で「国の支援を期待している・・・」等々けっこうずうずうしいことを平気で要求してるのを見るにつけ
やはり結構図太いんだなって再確認した。
あの東京電力っていう会社は表向きは「株式会社」という民間のお面をかぶってるけど、他に競合する企業もない独占巨大企業だから、内部の権力抗争はそうとう激しいんだろうし、その中を勝ち抜いてきた人だから当然っちゃあ当然だよね。
多分、官僚もそうだけど
政治家さんたちも頭が上がらない状態なんじゃない?
政治献金なんかもものすごそうだし。
被災者のところに顔を出すのも一番最後だったし、実は繊細どころかものすごく悪い奴のような気がしてきた。
国会なんて自分に対してひれ伏す連中ばっかりだと思ってるんだろうね。
「ウチをつぶせっこない」っていう気持ちがそこらここらににじみ出てきてるよ。
でも・・・、
銀行のときもそうだったけど
結局、あの人たちは温存されて税金投入され
何事もなかったかのように推移していくんだろうな・・・。
だが、しかし・・・。
どうにも釈然としない・・・。
一度破綻させて経営の仕方を見直しして、この独占状態をどうにかできれば
税金投入しがいもあるってなもんだけど、
菅さんにはムリだろうなあ・・・きっと。