兵器としての自覚

2007年12月02日 22時29分56秒 | ホラーのかけら
インフルエンザ患者は、
自分がウイルスを撒き散らす細菌兵器であることを、
もう少し自覚した方がいいのではないか。

これからの時期、
やけに顔色の悪いADがいる。
どうしたのかと尋ねると。

「インフルエンザなんです」

なぜ、仕事に出てくる。
君のその頑張りは、誰も評価しないぞ。

あるいは、顔見知りのイタリアンの店主が、
こんなふうに言っていた。

「この前、インフルエンザのお客さんが来ましてね」

なぜ、インフルエンザでイタリアンに行く。
店としては、
「インフルエンザのお客様はちょっと」
と帰らせるわけにはいかないし、
ましてや店頭に、
「インフルエンザの方、お断り」
とハリガミを出すわけにもいかない。

だから、インフルエンザ感染者は、
もっと自分が危険な存在であることを、
自覚してほしいのである。