南米にエンジェルフォールという有名な滝がある。
1000メートル以上を一気に落下。
あまりの落差に、途中で水がすべて飛散してしまい、
宙に消えてしまう滝である。
この滝を撮影する際によく使う、
ヘリの操縦士がすご腕らしい。
たとえば、2台のヘリで撮影に行く。
すると、滝の巨大さを表すため、
1台のヘリが滝の前にホバリングをする。
それをもう1台のヘリから撮影させる、
なんてこともしてくれる。
あるいは、
滝を正面の地上から撮影したいというと、
「じゃあ、着陸させるよ」
という返事。
だが、滝の前の地上に、
ヘリが着陸できるような平地はない。
すると、操縦士は、
ヘリを地上にある巨大な岩の上に着陸させたそうだ。