個人的には
ナイロン100℃の作品としては、
「すべての犬は天国へ行く」
以来の快作ではないかと思う。
そう、考えると、
「フローズン・ビーチ」といい、
本作といい、
KERAさんは、「女性物」を手がけると、
快作率が挙がるようだ。
ネタばれを防ぐため、
詳細は書かないが、
ラストをあっちに持っていくとは思わなかった。
ごあいさつに参考とした作品に「ハンナとその姉妹」
とあったが、その影響もあるのかもしれない。
そんな話を終演後、役者にしたら、
台本が書きあがる前から、
ラストはあっちに行く、
そう言われていたそうだ。
なるほど。