行方不明の企画書たち

2009年06月02日 11時13分06秒 | 業界のかけら

1年間に何本の企画書を書くのだろうか。

そのほとんどが、
打ち合わせに呼ばれ、
その場で脳味噌に冷や汗をかき、
「早く早く」と催促されて、
書いたものだ。

だが、そうした企画書の大半は行方不明だ。

というのも、
企画書を渡すまではあれほど急かされたのに、
渡してしまうと連絡がパッタリと来なくなる。

おそらく局のしかるべき相手に提出してボツになったのだろう。

それは仕方ない。
それは構わない。
企画の生存率なんて、
ウミガメの生存率と同じぐらい低いのだから。

でも、最終的にどうなったのかぐらいは、
教えてくれてもいいんじゃないかと思う。

さびしいじゃないか。