観劇:キリンバズウカ公演『スメル』

2009年07月10日 00時18分26秒 | エンタメのかけら

今回の物語の軸が、
「親子」であったせいか、
終演後、作・演出の登米君に、
「今回は丸くなってしまって」というようなことを言われたが、
まったくそうは思わなかったのだ。

今回も個々の登場人物はある種の「痛さ」を持っており、
それが観ている者にも「痛み」を感じさせるのだが、
最後にはちゃんと救いが用意されている。
前作もそんな印象だった。

だから今回も登米節は健在だ。