昨夜、23時過ぎ、
自宅で酒を飲みながら、
テレビをザッピングしていたら、
この番組に出会った。
『世界ふれあい街歩き』
NHKの番組だ。
いつからやっている番組なのだろうか。
今日までその存在を知らなかった。
カメラが歩行者の目線で、
海外の街を映していく。
ただそれだけの番組だ。
昨日はNYのハーレム。
ガイドブックに載っているような場所だけでなく、
番組の大半はごく普通の街角だ。
それがいい。
海外モノの旅番組を見ていて、
いつも不満に思うのは、
「普通の場所」が出てこないことだ。
それも仕方ないことだが。
でも、もっと普通の場所が見たい。
普通の街角。
普通の店先。
仕事で海外に行くと、
必ず普通の街角をうろつく。
普通のスーパーに入る。
それが楽しい。
この番組を見ていると、
通常の旅番組だと感じることのない、
「自分が旅している感覚」を味わうことができる。
まあ、ナレーターの口調はやや気になるけど。
でも、いい番組だ。
かなり満足度の高い「旅番組」だった。
民放じゃできないだろうなあ、これは。
NHKにはぜひ、こういう番組をどんどん作ってほしいものだ。