読書:『老人賭博』

2009年07月29日 08時16分46秒 | エンタメのかけら

「文学界」に載っている、
松尾スズキさんの『老人賭博』を読む。

久々の小説だ。

知り合いのブログに、
「まるで大人計画の舞台を見ているようだ」
と書いてあったので読んだら、
確かにそうだった。

特にクライマックスを読んでいると、
登場人物の声が聞こえてくる。

もうどこかで誰かが映画化に向けて手をあげていそうだ。

まあ、タイトルにもなっている”老人”を誰に演じさせるかは、
難しいところだが。

少なくとも森繁ではないだろう。