酒場で、
常連さんが持ってきた高級なお茶をご相伴に預かる。
水出しの玉露。
ワインボトルサイズで8000円(!)
バーテンダー氏が先に飲んで、
「!!!!」
というリアクション。
期待してひと口飲むが…「ん?」
あまり味がしない。
実は飲み方が間違っていたようだ。
今度は口に含み、しばらくそのままにする。
すると…
あ、舌の両サイドに独特の味覚を感じる。
これは旨味だ。
昆布を水出しした時のような味だ。
お茶なのに。
それもさることながら、
驚いたのは味を感じたのが舌の両サイドであることが、
明確にわかったことだ。
舌の領域によって感じる味が異なる、
という従来の説が実が間違いだというのが、
最近の説であるが、
今日のお茶の旨味は明らかに舌の両サイドで感じた。
あれはなんだったんだろうか。
ちゃんと解明してみたいものである。