めんこの思い出

2022年09月27日 10時16分24秒 | 記憶のかけら

子ども番組の企画案で、
「めんこ」を出してきた若いスタッフがいた。

彼女の年齢で、「めんこ」で遊んだことがあるのは珍しいと驚いたが、
実際に遊んだことはないという。
ただ知識として、ひっくり返して奪い合う、ということだけは知っていた。

これからシミュレーションをしてみると聞いて、
思わず言ってしまった。

「そんな簡単にひっくり返らないよ」

確かにひっくり返して遊んでいたが、
僕の場合、それは四角い、「角めん」だった。

「丸めん」で遊んだことはほとんどないが、
遊ぶ時は、ひっくり返すのではなく、
相手のめんこの下に滑り込ませる、
それで終わるかもしくは、
そのまま相手のめんこをすくい上げて宙に飛ばし、
自分のめんこで受け取る、
そんな勝負の付け方だった。

子どもの遊びなので、
ローカルルールはいろいろあるだろうが、
1972年~75年の目黒や世田谷では、
そんな遊び方が主流だった。
(僕という子どもの小さな世界でだけど)

しかし「角めん」にしても、
下が凸凹した場所でやっていたから、
ひっくり返ったんだろうなあ。
会社のつるつるした床ではひっくり返すのは難しいだろう。

などと言っていたら、
「めんこ」という企画案自体を取り下げてしまった。

申し訳ないことをした。

シミュレーションをして、
いかに困難かを体験する機会を奪ってしまったからだ。

2022年9月26日の備忘録(水道の修理をする)

2022年09月27日 07時51分08秒 | 日々のかけら
Sep.26(Mon.)

■今日という日。

午前中、修理人が来る。前回は浴室のシャワーだったが、今度は洗面台の水道。凝った水道なので部品の取り寄せに時間がかかった。というか、不具合の内容を聞いただけで問題点を推測、先に部品を取り寄せてからくるとは、やるな、修理人。

原因はやはり内部の部品の経年劣化。洗面台の状況はあまりよくなく、水道管さらには洗面台そのものも経年劣化しているので、そう遠くない将来、修繕が必要だと言われる。念のため、一般的な水道のメンテナンス時期を尋ねると、10年から15年。我が家はもう18年経っている。もう傷んでもおかしくない時期か。金がかかる。

13時、オンライン会議。珍しく長引く。

15時、オンライン打ち合わせ。苦戦する。

夕方、ひさしぶりにリタを散歩に連れていく。楽しげに歩いているが、やはり長くは無理のようだ。あと傾斜も嫌がる。家の前の平坦な道を右往左往する。

夜は家人(大)のリクエストで『松ちゃん』へ。もつ焼きの夜。