Mar.26(Sun.)
■今日という日。
ぐっすり眠ることができた。まるでよく体を動かした翌日のようだ。5時間のライブ、着席だったけど、それなりに体力を使ったということか。
雨の中、松濤へ。友人と遅めのランチ。同世代、同じような実家の事情を抱えている。もっとも僕は10年以上前に卒業し、残るは実家の処分だけだが。
東急本店が解体の準備に入っていた。高層ビルになるという。渋谷のいたるところで再開発が行われている。どれも新型コロナなんて存在を想像すらしなかった頃に作られた計画だろう。こんなにたくさん、渋谷に高層ビルを建ててどうするのだろうか。まあ、それらすべてが完成する頃、僕はいよいよ渋谷に行くことなどなくなっていると思うが。
これまたいったいいつ完成するのかわからない渋谷駅から山手線で某所へ移動。さらに乗り継いで某所へ。
古舘さんと『古舘伊知郎トーキングブルース2023』について打ち合わせを兼ねて食事。ネタはどんどん出来てきたが、どうもうまく組み上がっていかないでいたが、先日、根本的な考え方を変えるべきではないかと思いあたった。それをメモにまとめ事前に送っておいたので、スムーズに話が進む。ようやく基礎工事の目処がたった。並行して骨組みを作ることになる。
軽く飲もうという話になり、赤坂へ移動。飲食店が左右に並ぶ通りのひとつに、道を塞ぐような人だかり。パトカーや救急車が何台もいる。事件か事故。それにしては緊迫感がない。通りは完全封鎖されているわけではなく、誘導員が通行人を誘導している。見ると、大型のカメラが何台もある。まさか撮影では?正解だった。到着した店の人曰く「海外のドラマの撮影みたいです」日曜とはいえ、よくあんなにも大規模に通りを封鎖してまで撮影できたものだ。それだけ制作費が潤沢ということだろう。