山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

祝島 春の丘の上から海を見下ろす

2007-04-05 | 

 

また書いた記事が消えました……

記事一覧から再編集しようとすると、消えるみたいです。GOOブログは改善してください。

写真は、山口県祝島から見た景色。

(いっぱい書いたのを再度書き直す気力がありません……おやすみなさい)


シデコブシが見ごろです

2007-04-05 | 植物

今、岐阜県中津川市ではシデコブシが見ごろです。早いものは満開、遅いものはちらほらですが、おおむね7分咲きぐらい。

この仲間には、モクレン、コブシ、タムシバ、シデコブシがあります。この地方にはコブシは自生していません。私が一番きれいだと思うのはやはりシデコブシです。薄いピンク色のものが多く、花びらに透明感があります。夕暮れ時にポッと咲いている様子は、ほのかに明かりをともしたようです。

遠目に見ると桜と似ていますが、シデコブシはポッポッポッとどことなく素朴な感じ、で品があってつつましいのです。本当にいい花です。

シデコブシは水脈に生えています。シデコブシがあると水があると判ります。10年ぐらい前は小さな川筋にポツポツ列をなして生えて、花時にはいい感じでしたが、河川改修で惜しげもなく切られてなくなってしまいました。この地方の人にとっては見慣れた雑木なので全然気にとめられなかったのです。残念です。シデコブシだけでなく、河川改修によって、自然石でできた見事な川底・川原・川岸の渓流も、みんなコンクリートで埋められてしまいました。大石で自然にできている頑丈な川をどうして壊してコンクリートで固めるのか、意味がよく判りません。