インドネシアのタナ・トラジャ地方の山の中の村で、超かわいい子どもたち。
石臼でコーヒーを粉にしているおばあちゃんの写真を撮らせてもらっていたら、「撮って撮って~」って感じで大喜びで画角に入ってくれた。
すっごいかわいい目で、私の愛読ブログ「はっちゃん日記」のはっちゃんに勝負を挑んでいる。
タナ・トラジャのコーヒーは、日本でもよく知られていて、日本に輸入されているものはほとんど、トアルコトラジャという会社がプランテーションで生産しているものだが、村では各家庭で小規模にコーヒーを育てていて、出荷したり自家用にしたりしている。出荷するものは豆のままで、コーヒー屋さんがミルでガーーッと挽いているのだが、家庭には動力を使ったミルなどないので、こうやって石臼で搗いて粉にしていることがわかる。
よく日本で言われるのは、手でハンドルを回して挽くタイプのミルは、摩擦熱が生じてコーヒーがまずくなるということ。けれどもトラジャではそんなことは構っていない。
ちなみに、トラジャ語で、搗いて粉にすることをマランブという。コーヒーを搗く、は、マランブ・コピ。
ちなみに背後の石臼では米を搗いている。それは、マランブ・パレ。
米を木の舟に入れ竹の棒で搗いて音を出す行動を音楽化したものを、マランボックといい、最高ランクの貴族のお葬式で遺族の女性たちが演奏する。
すばらしい音楽だった。それは、その貴族がとても豊かで、米を人々に十分にふるまい、人々を養って豊かな村を築いていることを表しているのだという。
石臼でも、木の舟でも、竹の棒で米やコーヒーを搗く音は、遠く村の外にまで響いて、山道を歩いていると、近くに村があることが分かる。ポン、ポン、ポン、という、なんともいえないやわらかないい音である。
石臼でコーヒーを粉にしているおばあちゃんの写真を撮らせてもらっていたら、「撮って撮って~」って感じで大喜びで画角に入ってくれた。
すっごいかわいい目で、私の愛読ブログ「はっちゃん日記」のはっちゃんに勝負を挑んでいる。
タナ・トラジャのコーヒーは、日本でもよく知られていて、日本に輸入されているものはほとんど、トアルコトラジャという会社がプランテーションで生産しているものだが、村では各家庭で小規模にコーヒーを育てていて、出荷したり自家用にしたりしている。出荷するものは豆のままで、コーヒー屋さんがミルでガーーッと挽いているのだが、家庭には動力を使ったミルなどないので、こうやって石臼で搗いて粉にしていることがわかる。
よく日本で言われるのは、手でハンドルを回して挽くタイプのミルは、摩擦熱が生じてコーヒーがまずくなるということ。けれどもトラジャではそんなことは構っていない。
ちなみに、トラジャ語で、搗いて粉にすることをマランブという。コーヒーを搗く、は、マランブ・コピ。
ちなみに背後の石臼では米を搗いている。それは、マランブ・パレ。
米を木の舟に入れ竹の棒で搗いて音を出す行動を音楽化したものを、マランボックといい、最高ランクの貴族のお葬式で遺族の女性たちが演奏する。
すばらしい音楽だった。それは、その貴族がとても豊かで、米を人々に十分にふるまい、人々を養って豊かな村を築いていることを表しているのだという。
石臼でも、木の舟でも、竹の棒で米やコーヒーを搗く音は、遠く村の外にまで響いて、山道を歩いていると、近くに村があることが分かる。ポン、ポン、ポン、という、なんともいえないやわらかないい音である。