山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

台風とお月見

2012-09-30 | めぐる季節と自然

台風は今回もまた、こちら(岐阜県中津川市)ではひどくならずに去りつつあるようです。
夜中には満月くっきり出るでしょうか。
ススキはちょうど見ごろです。

この時期、イネ科の草たちは大活躍中。
稲も昔は今頃から稲刈りのところが多かったことでしょう。
今は人手の問題でGWに田植えするので、稲刈りは9月上旬になります。
しかしこんな台風の時期をやりすごすのは稲も大変だから
そういう面では早い稲刈りのほうがいいのかもしれません。

先日、京都で山折哲雄さんが講演で言われていた。
日本は自然災害の多い国であり、二大災害は、地震と台風。
地震は予測することができない(それは最近学者たちが認めている)が
台風は予測ができ、人と人とのつながりの中で被害を最小限に食い止めることができる。

台風の予測も、遠い昔は今のように誰にでもできるものではなかったはず。
実際、今普通の人は自分で予測しているわけではなく、テレビなどから情報を得て初めて知ることができる。

海際では警戒が必要なようです。
せめて台風は人智をもって被害を食い止めたいものです。


写真/キツネノマゴ

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