山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

早すぎる桜

2013-03-25 | 植物

東京では一昨日すでに桜満開だとか。
隣の恵那でも土曜日に咲きだしている。
私がここに越してきた頃は、毎年4月の10~15日頃が満開だった。

早々と咲きだすとなんだかおめでたいような気がするけど
早すぎるのってどうなの?
楽しみが早く来すぎて、早く去ってしまうのだから、かえってつまらない。
桜って、もう咲くか、もう咲くかって心待ちにするのがいいんだと思う。
お花見に行く日もあわてて変更しなきゃいけないし
会社の夜桜見物では場所取りする新入社員が間に合わない。

こちらではやっと梅が咲きだして、これから梅を心行くまで楽しもうと思っていたのだけど。梅と桜が同時になって、あれも見なきゃ、これも見なきゃと忙しい。

とはいっても花に文句を言っていても仕方ない。
仕事も暇になったことだし、心行くまでお花見を楽しみたい。


写真は、愛知県新城市川売の梅。先週の火曜日。ちょうどピークでした。
日本の里百選にも選ばれていて最近はかなり有名になっているらしく
すごい車でした。
けれど、車道から離れると、観光化されていない、梅林と田畑と民家があるだけの本当の山里で、とても素敵です。
国道から山道を奥へと行くとぽつりとある里なので、まさに桃源郷のよう。
6月には梅の実も直売するということなので、買いに行きたい。
うちからは1時間半かからなさそうなので、楽しみ。


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