昨日、ホトトギスが到来しました。
この頃、山は鮮やかな黄緑色から深い緑色へと移行しつつあり、
木の葉の生い茂るむせかえるような生気にあふれています。
ホトトギスの声を聞くと、それが暗い時間であっても、山の鮮やかさが脳裏に迫ってきます。
それは脳裏に見える視覚というより、嗅覚に近く感じられます。
4日ほど前、チガヤの穂が茎の先に見え始めたと思ったら、翌日には立派な紫色がかった穂を伸ばしており、次の日には白い綿毛になっていました。そのスピードに驚きます。
綿毛というと種子を飛ばすためにあるという先入観があるわけですが、まさかそんなにも早く種子が成熟するとは思われません。
見てみると、綿毛の中には黄色いおしべの先の花粉の部分があるだけで、もちろん種子になどなっていないのです。
何のためにそんなに早々と綿毛を出すのでしょうか。
綿毛と一緒に花粉が飛んでいく?
ススキやメリケンカルカヤはどういうしくみになっているのでしょう。
分かっているようで分かっていないことばかりです。
チガヤを今後も観察してみようと思います。
4月の下旬からずっと頭痛が続いています。
仕事が遅々として進まないためブログを書くのを自粛していましたが、もしかして書かないせいで頭痛になるのかもしれないと思い(!)
また書いてみることにしました。
とりあえず、昨日書きましたが、今日も頭痛です。