山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ウツボグサ咲き、ホトトギス騒ぐ

2016-05-28 | 植物
木曜日に出張から帰ってきたら、ホトトギスが大騒ぎしていました。
以来、毎日少しの時間、騒ぎます。
初鳴きの日には一度啼いただけだったのですが、居座ると決めたら力いっぱい啼いているようです。

ホトトギスに負けじと、隣の林あたりでコジュケイもときおり大騒ぎしています。やはり「ちょっと来い」ではなく「ちょっと行けよ」だか「ちょっとちょうだい」だか何だかしゃべっています。

昨日は、木の梢で小鳥が、「源平つつじ白ツツピーツツピー」と、ホオジロなのかシジュウカラなのかよく分からない声でさえずってました。混乱してるのは私なのか小鳥なのか。ホオジロがシジュウカラの真似をしているってことなんでしょうか?

とにかく、にぎやかです。


庭でウツボグサが咲き始めました。あっという間に広がって、今ではグランドカバーになっています。
ウツボグサが広がる前には一面にジシバリが生えていて、黄色い花をたくさん咲かせており、切れやすい草なので取っても取っても生えて来たし、庭で鑑賞する草としてはあまり見栄えのよいものではなかったので、抜きたかったのですがそれが追い付かない状態。
ところが、ウツボグサを植えて2年目、ウツボグサが少し広がると、ジシバリはきれいになくなってしまったのです。

それは単にウツボグサに日照を奪われてジシバリが遠慮したというよりは、もっと違う何かの力で消されたように思えるのです。
たとえば土壌中の菌類の変化だとか。ウツボグサのアレロパシーだとか。

とにかく、ジシバリがなくなってウツボグサが広がってくれるのは、私にとってはとても嬉しいことです。
咲いてくるのを楽しみにしていました。
ウツボグサが咲くときには、ノイバラも咲きます。
白と紫のコントラストがとてもきれいです。