山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

見たことのないような大きな柿が

2016-11-07 | 植物
土曜日、夕方の30分余りで急いで最後の柿を採りました。
高いところにあるのがすごく大きく見えるのは
採れないのがくやしいからそう見える、いわば「釣り落とした魚は大きい」心理状態か?と思っていましたが
やっぱりすごく大きかったのです。
お店で売っている大きめの柿より大きい。
今までこんなのはなったことがありません。

高いところなので、枝の元からのこぎりで切って落としました。
やろうとしたら裏の家の人が通りかかって、
そんなことするの大変だからはしご貸してあげるよう、と言ってくれたのですが
高いはしごに登って採るのも大変です。怖いじゃないですか。
柿の枝は軟らかいのですぐに切れるのです。
それに剪定も兼ねることができます。

また大きなバケツに1杯ありました。

数日前に採った柿を数軒の人にあげたところ、
「すごく甘かった~」と言われ、そんなのお世辞に決まっていると思ったのですが
あげた人みんなが口をそろえて、「本当に甘かった」と言われるので
どうやら本当にうちの柿はよそよりも甘いらしいです。
実際すごくおいしいのですが、柿なんてどれもそんなもんだろうと思っていた。

手入れも全然してなくて、日当たりも絶好というわけでもなくて、
見た目みすぼらしい柿の木ですが、やればできるのです。
柿なんてなければなくて済むのだから、根元から切り倒してやろうかと何度かひそかに思いましたが、その話はなしにします。
これから大事にしよう。

それにしても高いところほど大きな実がなるというのは、
やっぱりわずかな日当たりの差がものを言っているのでしょうか。

名古屋の実家の柿は、また色が薄いのです。
けれど今朝、カラスが群がってました。
やめてほしいと思います。

写真/センニンソウ 和歌山県印南町にて 2016年9月