山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

冬が解ける

2013-03-09 | めぐる季節と自然
雪が解けるというけれど、冬が解けるとでもいいたいような
4、5日前の突然の暖かさ。

雪はどうして溶けるじゃなくて解けると書くんだろうとずっと不思議だった。
けれど、がっしり固まっていた雪が突然、ふわっとゆるむ感じを
あの暖かさで理解した。
やっぱり、解けるのです。


2月の終わりに、まだ寒いのに突然水仙が伸び出して蕾まで出てきて、
それでも、世の中に梅ってものがあるなんて忘れているぐらい
梅はほかの木にまぎれるような枯れ枝のままだったけど
あの暖かさの日にわずかに白いものが見えてきた。
というより、梅は咲くかしら、という気持ちで木を見るということを
やっと思い出したのだ。

3月5日のことだから、今日あたり2、3輪咲いているかもしれない。

よく見れば道端の草もいつのまにか緑を増やしているのでした。


3月5日の梅

上の写真 ヒメオドリコソウ
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2 Comments

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Unknown (清藤奈津子)
2013-03-26 20:29:20
種から蠟梅が育つなんてすごいですね。
花をつけるまで8年もかかるとは、人間から見ると気の長い話のようですが、植物はそんなことおかまいなしで、あるがままなのでしょうね。
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解ける (saijikisitara)
2013-03-09 15:14:30
解き放たれるのですね。
じっと雪に耐えて、春が来る。
親戚から種子を貰って育てた蝋梅も今年始めて花をつけました。
8年くらいたってやっと何かから解放されたようです。
返信する

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