山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

大賑わいのホームセンター園芸コーナー、コバノガマズミ

2020-05-05 | 植物

いまだかつて見たこともないような混雑だった、5月1日のホームセンター。

駐車場の空きを探すのも大変なほど。

こんな地方のまちに、こんなにたくさん人がいたのかと驚く。

この時期にホームセンターに来る人の大部分は、園芸コーナーにいる。野菜や花の苗を、みんなGWに植える。

外出できない日が長期化するので、みんながガーデニングや家庭菜園に精を出すことは予想していたのだが、いやはや、すごい。お客さん同士離れて買うことなんて不可能であった。

そういう私は、手袋と土を買ったのだけど、普通のそのまま使える園芸用土は売り切れで、黒土を買うしかなかった。

 

うちの前には「市民ふれあい農園」という遊休農地を活用した貸し農園がある。1区画が1畝(せ)(=30坪、100㎡)で、2区画借りている人が多く、現在の利用者は7名である。そこに接した2坪ほどのうちの地面を手入れしていると、どうしてもみんなが通りがかり、どうしても話をすることになる。先日も書いたように、誰もソーシャルディスタンスなど気にしていないし、マスクもしていない。しかも、ほとんどの人が高齢で耳が遠く、世間話に応対するためには、耳元でしゃべってあげないといけない始末である。ずっとほとんど人に接触しないできたのに、この連休中に一気に多くの人に接触してしまった。

まあ、会社を退職したような人ばかりだけれど、そうでない人たちも、会社が休みだったりテレワークで家にいることによって、地域では人が密になってにぎやかである。コロナが終息しても在宅勤務は前より進むだろうから、そうなると地域や家庭の色もかなり変わってくるのではないかと思う。

 

コバノガマズミが満開になった。うちに2本、勝手に生えたのがある。4、5年前はまだ小さかったけど、上にかぶさっていたコナラを切ったら一気に大きくなった。この時期に赤くなるノムラモミジとのコントラストがすごくいい。


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