野ばら
2009-06-05 | 植物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/2b/5e53c5eb949cf7f1e23862bc1489bb4e.jpg)
野ばらといえば「わ・ら・べ・は・みーたーり」かもしれないけれど
私にとっては小川未明の童話。
国境を守る兵隊さんのいるところに野ばらが咲いていて、ミツバチがぶーんぶーんと飛んでいて、兵隊さんは毎日そのミツバチと語り合っているというお話だった。
ストーリーはよく覚えていないけれど(ドラマなどはない、描写ばかりの話だったように思う)、文章がうっとりするぐらいきれいで、何度も読んだ。
タイトルも「野ばら」だった。
小川未明は大好きな作家。
何となく、この舞台は外国、それもフランスとドイツの国境とか、そんな思い込みで読んでいたのだけど、日本でないということは言い切れない。
日本だってバラの国なんだから(日本のノイバラは輸出され新品種が作られた)、日本かもしれない。
少なくとも白いバラだと書かれていた気がする。
そうか、日本には国境というものがないから、外国に決まってる?
国境を越えれば雪国だったりするけど、そういうタイプの国境は兵隊さんが守る必要はない。
じゃあ防人か?
で、本題ですが、
我が家の庭は、植生遷移によって(つまり居住者のズボラによって)、見事に、年々樹林化が進んでいる。
ある日ふと気づいたら、裸地だったところは草原になり、ロックガーデンだったところはアベマキやらウリカエデやらリョウブやらが生える二次林になっていた。
そのロックガーデン、すなわち林縁部にノイバラが生えてきたので、刈らずに大事に伸ばしていた。
園芸のバラを植える人はいるけれど、野生のそういう棘のあるものは嫌われて刈られる。
なぜなんだろう。
自然に生えてくるものは取り除かれ、そこにわざわざ園芸種を植えるという習性が人間にはあるような気がする。
野ばらはきれいでしょう。庭に生やして鑑賞するのにぴったりではありませんか。
伸ばしていた野ばら(ノイバラ)が、やっといい具合に生長して、今年つぼみをいっぱいつけた。咲くのを楽しみにしていたら、きのう、咲いていた。これから次々咲きそう。
ほんと、楽しみ。
引っ越しして、庭を眺める時間もいっぱいできた。
超快適な毎日である。
私にとっては小川未明の童話。
国境を守る兵隊さんのいるところに野ばらが咲いていて、ミツバチがぶーんぶーんと飛んでいて、兵隊さんは毎日そのミツバチと語り合っているというお話だった。
ストーリーはよく覚えていないけれど(ドラマなどはない、描写ばかりの話だったように思う)、文章がうっとりするぐらいきれいで、何度も読んだ。
タイトルも「野ばら」だった。
小川未明は大好きな作家。
何となく、この舞台は外国、それもフランスとドイツの国境とか、そんな思い込みで読んでいたのだけど、日本でないということは言い切れない。
日本だってバラの国なんだから(日本のノイバラは輸出され新品種が作られた)、日本かもしれない。
少なくとも白いバラだと書かれていた気がする。
そうか、日本には国境というものがないから、外国に決まってる?
国境を越えれば雪国だったりするけど、そういうタイプの国境は兵隊さんが守る必要はない。
じゃあ防人か?
で、本題ですが、
我が家の庭は、植生遷移によって(つまり居住者のズボラによって)、見事に、年々樹林化が進んでいる。
ある日ふと気づいたら、裸地だったところは草原になり、ロックガーデンだったところはアベマキやらウリカエデやらリョウブやらが生える二次林になっていた。
そのロックガーデン、すなわち林縁部にノイバラが生えてきたので、刈らずに大事に伸ばしていた。
園芸のバラを植える人はいるけれど、野生のそういう棘のあるものは嫌われて刈られる。
なぜなんだろう。
自然に生えてくるものは取り除かれ、そこにわざわざ園芸種を植えるという習性が人間にはあるような気がする。
野ばらはきれいでしょう。庭に生やして鑑賞するのにぴったりではありませんか。
伸ばしていた野ばら(ノイバラ)が、やっといい具合に生長して、今年つぼみをいっぱいつけた。咲くのを楽しみにしていたら、きのう、咲いていた。これから次々咲きそう。
ほんと、楽しみ。
引っ越しして、庭を眺める時間もいっぱいできた。
超快適な毎日である。