山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ジャム瓶の不思議

2017-07-09 | たべもの・台所

今年もマーマレードを作りました。でもまだ夏みかんが余っています。
急がなきゃ。

前にも書いたけど、ジャムやマーマレードって、瓶に詰めるのが醍醐味で、
ぴかぴかのガラス瓶に入っている色のきれいなジャムを見たときに満足感のために
みんな作ってるんだろうなと思う。


煮沸消毒した瓶に詰めておくと、本当に長持ちして、5年前に作ったものも、冷蔵庫に入れてなくても問題なく食べられます。ただし暗いところに置くのが大事です。

で、うちには大量のマーマレードがまだ食べられずに残っています。
問題ないとはいっても、古いので人にはあげません。
なのにまた作っています。
夏みかんの皮を捨てることができません。もったいなくて。
マーマレードを作るために使う砂糖代とどっちがもったいないんだ?
とふと考えますが突き詰めません。
梅と同じ問題ですね。

こうなったらミツバチ飼ってはちみつ生産した方がいいんでしょうね。
今後の検討課題です。


話を戻しますと、保存してあるマーマレードの瓶のふたが、どれも開かないのです。
作ったとき、ふたをきゅっと閉めると、やがてふたが凹んできて密閉されるのですが、作ったばかり(1年以内とか)のときは力を入れれば開くのです。
それが、数年経ったものはどうやっても飽きません。
稀勢の里でも開けられないと思います。開く前に握力で瓶が割れると思います。

つまり、日々じわりじわりと、ふたが閉まっていっているということだと思うのです。


マーマレードは、瓶に入れてからもう一度鍋に入れて煮沸し、ぐらぐらしてからふたをして完了です。
それで、今年作ったものは、ふたをほんとうにゆるくしておいたのです。
わずか15分ぐらいでふたは凹んできました。



結論として言いたいことは、瓶に詰めたあと、ふたをキュッと閉める必要はない。むしろキュッと閉めない方がいいということです。

以上。

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