同裏面

夕暮れで撮影したらＧ１０が勝手に露出補正しちゃったみたいで露出オーバーになってしまいました。先のストラトスの裏面です。この画ではフロントのアンダーボディと左右ボディ下部は影になっていて写ってません。そこに塗料をのせるって大変だと前回の512BBで思い知りました。そこで焦って失敗したもんなぁ。地球には重力があるので噴射した塗料は下に行きます。裏返して吹くとボディ上面部には塗料が沢山付きますが、軒下（のきした）のような位置にはなかなか塗料が付いてくれません。加えてこのボディは非常に奥まった所へ塗料をのせないといけないのでなおさら難しいですね。缶スプレーだとブワっと広がり広範囲には楽ですが、こうしたピンポイント塗装には向かない気がしてます。塗装ブースが借りれるならエアブラシでとも思うのですが、溶剤の含有量が増える＝乾燥に時間が掛かるのでこの寒空の下ではとても…。おまけに安価な吸い上げ式しか持って無いので思ったように狭い範囲に微粒子でと調整できる保障（腕も含めて）無し。地道に頑張ってみるつもりです。この次の色も強い色なので重ねた時に浮いてこないよう、黒はしっかりとのせないとね♪

ビニール越しですが

Ｍスケールのストラトスです。２度目の黒を吹いて乾燥させてる途中の画で、吹いて約１時間半経過。ＳＸ４ＷＲＣ以上にマスキングが難しいボディだったのであちこちからのにじみやはみ出しを予測していたのですが、確かにやっちゃってるけど予想よりははるかに軽微で今のとこ少し安心している所です。乾燥方法は屋外ですが、最初は逆さまにして一晩。二度目はボディサイドやフロントのアンダー部等の塗料が付き難い場所に注意して塗ったので古新聞を芝生の上に敷き、ボティ端を庭石に引っ掛けて風が通るようにして上向きで乾燥させました。前回の512BBで大量に吹いて失敗しているので微量ずつのせる感じで吹いたのが原因か、結局敷いた古新聞には塗料が全く付いてませんでした。日中に吹けた事もあり、事前に物干し台に吊るして日光で暖めたのも乾燥を早めたのかも。憶測ですが。

コイツも難問だ(- -;;;

全自動にボディが妖精さんに仕上げて頂けるワケもなく、MRR2がだいたい仕上がりに近付き、BeaTが新たな心臓（アンプ）を手に入れた事ができた今。そう、BeaTだけがボディを持ってないシャーシ状態なんです。直ぐに入手したランチア・ストラトスのボディーですが、開封した途端に腰が引けて長く手元に眠ってました。このボディのためのBeaTと言ってもイイのだから直ぐに取り掛かるつもりでしたが、実物を見ると塗装の難易度が極めて高い事に青ざめました。定番のアリタリア航空カラーじゃないんですが、「このカラーにしたい」という希望が強かったので余計…。おまけにご覧のようにトレードマークのごとく４連フォグランプが付けられるようになってるとなれば付けたくなりますよね♪でも怖くて腰が上がらなかった。BBで痛感したのですが、奥まった箇所の塗装は極めて難しい。BBはノーズ位でしたが、ストラトスはノーズ、リアウィングと更に鋭角かつ巨大に奥まった造形です。ここにマスキングを入れて多色を再現するなんて、単色だって厳しいのに。あ～でもやらにゃ進まんとフロントとリアのマスキングに２時間、他の部分も大雑把にやってプラス１時間弱。気が遠くなるような思いでやっと一色目用のマスキング（起伏が大きいから滲むだろうなぁ）が終わりました。デジカメに収めるのを忘れてましたが「ヒドイ出来」で恥ずかしくてお見せできないレベルです(涙)。特にフロント端はBBが奥まってるのに対して、ストラトスは更にその先に段差があり、ツマヨウジの先でないとマスキングテープが入りません。精密ナイフも入らない隙間なので正確にカットしたものを貼る事になりますがこれがなかなか思ったように付いてくれない！何度も貼っては剥がしを繰り返しました。投げ出したくなるほど私には難しい。で、日付変更線を超えてやっと塗装できそうなところに辿り着き、最初の一色目を外で塗り、物置の軒下で乾燥させてます。久しぶりに味わうこのシンナーによる舌の上の痛み、頭痛、鼻の感覚異常。防塵マスクしてなおこれだから塗装は大嫌い！これでまた当分シンナー中毒ですね…。この色で約一週間を予定（晴が続けば）。二色目は抜き文字も作るのでマスキング作業予定は４～５時間と見ています。最後の色（ウィンドウを除く）は薄い色なのでジックリ時間をかけて仕上げないと大失敗になるなぁ。この画のパーツ無しのボディ、順調に行けば一ヶ月後位には形になってるかな？