どんどん先に行くD51。雨が水蒸気となり立ち上ってなかなか幻想的なシーン。
辺りが騒がしくなって起床。デジカメG10を持って先頭車両(行きは最後尾ね)に入ると晴れてるのに凄い勢いの雨の中、真横をD51が通過したので急いでパチリ。アングルもクソも無い画だけど降りの凄さが伝われば。どうやら追い越して前から連結に入るらしい。
さて、転車も見たし給水や給油といったメンテナンスも見て、駅前のソバ屋で定番のまいたけソバを食し、腹ごなしに駅の近くを散歩したけどまだ1時間ほど折り返し運転まで時間が掛かる。
きっと要領のいい人は駅前に押しかけてた旅館関係者に相談して軽く食事と温泉を楽しんで発車時刻までに戻ってくるんでしょうね。
気温が急に下がり出し、疲れからか睡魔も強烈に来たので駅の待合室で少し時間を潰すも潰し切れない。
改札の駅員さんに「あの、折り返しの列車の中って入れます?」と聞くと、「たぶん開いてると思うからいいんじゃない」と曖昧だけど嬉しい返答が。
SUICAで改札を抜け12系客車に乗り込み帰りの座席に荷物を展開して仮眠モード。
ずっとディーゼル発電機で室内の電気と空調が保たれてるから快適快適。
グッスリと1時間弱ほど爆睡。
小さな公園のような場所で復路につくまでココでD51は待機です。
親子連れのために子供用の無料貸し衣装サービスも行われ記念撮影ができる。
至れり尽くせりですね。
それにしても異常な位に気温が高い。
軽装な人が多いのもそのため。
12月のこの時期、昔だったら地面には凍りで三国峠を越えて風花(細かい雪)が舞うのが当たり前だったのがウソのようです。
転車台から降りたD51は給水施設のある場所へと移動、メンテナンスと待機モードに。
石炭は余裕で足りてそうでしたが大量の水を使うのでこの給水作業は欠かせない?
因みにこの場所へ停める時、止まる寸前の速度からテストなのか動輪を急停止させたらモロ目の前で4っつの動輪が停止して氷の上に載ったかのように音も立てずスーーーっと1mくらいD51が前に滑って止まったのには驚いた。
よく昔のフィルムに動輪が空転して発車するシーンがあるが、停止も滑る様は機関車自体の重量の凄まじさを表しているのかもしれない。
貴重なシーンを間近で堪能できた!