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非戦の信念

2018-10-09 20:54:59 | 社会・平和

 戦争経験者の発言

 ただ一度、戦争の話をしたことがある。父の90歳の祝いを兼ね子ども4人を含む家族が集まった時だ。突然、「話を聞いて欲しい」と父が言った。「戦争は徴兵された時点で全員が人を殺し、人に殺されなければならなくなる。私は決して殺人者にならない。私は非戦を貫く、このことの意味を考えて欲しい--。」

 これは10月6日新聞の、広場欄の記事だ。筆者は「いかなる理由であろうと、非戦を貫くことを私は肝に銘じている。非戦を貫くことが、平和につながると皆で信じたい」と結んでいる。

 私はこれを目にし、繰り返し読んだ。そして「徴兵される制度に反対しなさい。制度を作らないようにしなさい」と教えている、と。

 制度ができれば、民主主義国家の一員は、非戦を貫くと罪になる。隣の人と異なる行動をすることが難しい国民性の日本人。罪になるなら尚更に、子供たちは非戦では過ごせない。徴兵される制度を作ることに、皆で反対しよう。

 最近、「中国の、相手を無視するやり方が、日本人の目に余る。そんな事象がニュースに多くある」。しかし、少数の国で対処できても、「動き始めると、止まれない」。徴兵の制度ができることになるだろう。だから、多数の国が協力して、国際機関とともに動こう。

 ここで気を抜けないのは、原爆使用の戦い。この戦いが始まると、これまで作り上げた文化も消えてしまう。原爆の怖さを、皆が知る機会を作り、理解することにより、回避しなければ。クワバラ、クワバラである---。


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