世界の経済政策へ
大統領候補だったサンダース氏の主張の一部を知ることができた。朝日新聞の「私の視点」欄、この視点は、世界が平和でいられる条件の一つだと同感できた。ここにメモしておく。
グローバル化の進む経済は、世界中で人々を失望させている。信じられないことに、この地球上で最も裕福な62人が、世界の人口の半分の下層の人たちである約36億人の合計と同じくらいの富を所有している。
このような世界経済の現状に対し、いまの「自由貿易」政策を根本から否定し、公正な貿易へと移行すべきだ。米国人が、時給何セントかにしかならない低賃金国の労働者と競争させられるのは間違いだ。---。米国の有権者も中間層を破壊しつつある経済的な力に怒りと苛立ちをおぼえている。ほんのひと握りの億万長者だけでなく、すべての人々の役に立つような国家経済と世界経済をつくりださなければならない。
中間層の人たちを増やす経済政策が必要だとの主張。不満を抱える人を減らすことになるこの経済政策、進む方向を見失いかけた「資本主義」社会の救いの視点となる、と私には思われる。
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