食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

墓前報告

2021-08-17 09:15:23 | 予算の使い方

 感染症克服は難しい

 「お盆のお花」と言って、家内がホオズキを買ってきた。ホオズキは提灯にも似ている花だ。ネットで調べるとお盆の期間に飾り、お墓の場合期間後には片づけるという。手数がかかるようだ。

 お墓に行き掃除を済ませホオズキを花立に飾りつけてお参りした。お参りには報告と見守りお願いをする。自分たちのこと、二人の子ども達家族のこと、それぞれの生活環境のこと、今年は東京五輪が開かれた様子、数年影響しているコロナ禍などについて。最後にこのような中みんな元気に頑張っています。どうぞ見守って下さいとお願いする。

 そんな事をしていて、そう言えば「初めての経験だ」と思い当たった。私はすでに70年を超えて生きている。2020年の1月頃に日本で影響が出始めた新型コロナウィルス感染拡大に対し、「他人(ひと)との接触をできるだけ避けるように」と、対策が政府や地方自治体から出された。昨年の1月に当たるが、その時期地域自治会の役員で、3月には次へ引継ぐ準備に追われていた。とは言えなんとか3月に引継ぎができた。

 感染症拡大がこんなふうに、人と他人(ひと)との接触を制限し、そのため県を跨ぐ移動ができず、国を自由に行き来ができなくなる。世界じゅうの人が動きを止めて、感染が拡がらないように協力する。そして感染をしても病状が重症化しなくなるようなワクチンが開発されて、さらにそれが各国の60%以上の国民へ接種され大衆免疫として有効に働くまで、ひたすら待つことになる。この方法しかこの感染症を人が克服することはできない、と想像さえできなかった。辛い期間であり、すべての人にとって他人(ひと)と接触できない苦しい生活となることを。初めて経験して気付いた、この経験は人の存在に関わる特別なものだと改めて納得した。人社会は人と他人(ひと)との交わりによって成立できているものだから。100年間に1度程度の頻度で感染症は人類を襲うのか?発生初期に抑え込むことこそが大切だとしっかり教わった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お盆の入り | トップ | 集団移住計画に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

予算の使い方」カテゴリの最新記事