小林幸子 65才と
「義母と一緒に」と貰ったチケット。米寿祝いの一つ。18時開演の小林幸子ショー。
義母の縁者5人で、少し遠い会場だが、出かける。大人5人では少し窮屈な車だが、「久しぶりのドライブだね」などと話しながら、宮島の紅い鳥居を右手に走る。
開場時間にも十分な、17時前には駐車場に入った。ショーは2時間と案内板にでている。「少しお腹に入れておかないと心配だね」と会場にあるコンビニで、小さなパンとジュースとを買い事前に食べた。良く知っている小林幸子だが、ショーが面白くなければ眠気がきそうな量の食事だ。
開演直前、主役の声で「開演に先立ち、お願いします。写真はご遠慮下さい。私が客席に入ることが有りますが、触るのはちょっとだけにして下さい。---」などと雰囲気を和らげた。幕が開くと、ジャンボな衣装。頂点にいる本人が歌を歌って始まった。生い立ちを紹介しながら、夜のキャバレーのステージ出演で、新潟から東京移住の家族、の生活を支えていた苦労話もあった。「うそつき鴎」1964年以来のヒット曲「思いで酒」1979年で生活も安定。
約1時間の2部構成であったが、その後に沢山なヒット曲を披露。客席に話しかけて手拍子、また客席に舞台から降りる際には「エスコートを」と近くの人に声をかけ、上手に接触もできていた。最終の曲の前には、字幕があり内容はアンコールに応えての曲と。
楽器奏者とダンサーそして本人合計11人だと数えたのだが、まるで匠小林幸子中心の匠集団。在りし日のサーカス集団に似ている。着替えの時間はダンサーが客を繋いだ。トークも、そして真顔間に挟むニコも、これがあればこその小林幸子ショーと、私も明るくも楽しくもなれた。
お腹の加減は眠りに丁度良かったが、その気にさせないショーだった。
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