平和公園
令和5年5月G7サミットが広島で開かれた。国の多くのトップが平和公園(公園)を訪問する契機となった。そして原爆資料館(資料館)を共に訪れて感想を記帳されたとか。
夏休みの短期間を過ごそうと帰った孫たち小5と小3女児2人、資料館に誘うも「やわらかく断る」。また、2週後の9月になり小3男児がやはり1週間弱一人で岩国に来て一緒に過ごした。お風呂では互いに背中を流しあった。資料館に誘うと同意、私と2人で公園にやってきた。事前に「はじめに二つの場所を見て欲しい」と話して準備した。
1つ目はインドのガンジー像、今年5月に首相が持参し据付ける。「非暴力運動にて独立を成し遂げた指導者」の像は非暴力運動の力の象徴でもある。2つ目は生き残った被爆アオギリの木と消えた町のひと角の写真。歌詞「電車にゆられ 平和公園 やっと会えたね アオギリさん 小学校の校庭の木のお母さん たくさん たくさんたね生んで 家族がふえたんだね よかったね 遠いむかしのきずあとを 直してくれる アオギリの風 遠いあの日の かなしいできごと --- 広島のねがいはただひとつ せかい中のみんなの明るい笑顔」。資料館そばの木陰で、スイッチを押すと15m範囲に聞こえるこの歌、被爆樹木アオギリの歌が響く。また、タイル写真にした被爆前の中島町ひと角の日常写真が掲示されている。今は平和公園となっている。感想はなかったが、見てくれた。
さて、資料館に入ろうとすると、入場券売場に海外の旅行者がたくさん並んでいる。「おじいちゃん、見るのをやめよう」と男児はいう。少し尻込みしている。---。またの機会にすることに。雨が降り始めたが、一つの傘であいあい傘移動をして軽食店に入った。食事をして平和公園を後にした。後になって思い当たるのだが、小さな子供が資料館入場に積極的でないのは「展示物に怖さを感じることをまだ避けたい」これが理由なのだろうか。
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