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摂食障害(過食嘔吐) ハッピーライフ症例集より

2007年07月25日 | 心理療法ハッピーライフ
1.摂食障害(過食嘔吐) 心療内科通院中、女性、40代、主婦


数年前より、パニック症から始まり、摂食障害、引きこもり、リストカット等、
医師は投薬治療と休みなさいという指示を出しているが
良くならないという事で来訪。


幼少期の環境問題も有り不安がり過ぎる性格、
この女性は対人緊張症的な所は一切無く、不安すぎる性格から上記の症状を誘引していると推測する。


最初のカウンセリングより、不安にある程度焦点を置く。
完全主義は良い事ですか? 
と問い掛けると、場合によっては良い事と言う。
ここに誤認知が有り、ここから始まっていると考え、
丁度良く不安がる事は良い事だが、丁度良いを越すと(完全主義になると)逆作用を起こすという事を説明、
納得する事を促す。

例、眠ろう眠ろうとすると余計眠れなくなるのと同じ。
逆作用の法則。

これを、4っのキーワード(ハッピーライフのノウハウ)の一つ、完全主義の説明の仕方をする。


セッションでは、対人恐怖が無い為、ポジティブになるを含めて、3っのキーワードを中心に行う。
素直で新しい事をしているという事に対して順応が良い為、2回のセッション(最初のカウンセリングと名残の時期の話を含めて合計は4回)で修了。
気負いがなく自然体、時折不安を感じる事も有るがそういう事もあるのが自然ですよね。
と話す。
症状は、不安がる性格が誘引していた物だから、この方は症状に対する直接的な誤認知の話はほとんど必要なく終わりました。

注、通院3時間コースの症例です。
ですから、1回は3時間です。