性格改善の心理療法ハッピーライフ 1998年開業 認知療法、よむだけでも役に立つ内容を提供しています。。

対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

自作自演 常識を変えよう! 常識シリーズその4

2007年07月29日 | 心理療法ハッピーライフ
自作自演 常識を変えよう! 常識シリーズ4


2007年7月29日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は常識シリーズの4回目です。
とても重要なお話ですよ。


さて、今回は違う見方をしてみましょう。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は、病気ではありません。

間違えた考え方が原因です。

真剣に考えれば直ぐにわかります。


例えば、最近このブログに書いた電車を怖がるパニック症(神経症の一つ)の症例を思い出して下さい。

電車のドアが閉まると閉じ込められていると思い込んでいる為に頭が恐怖心で一杯になってパニックを起こす症例です。

原因は閉じ込められたと間違った考え方をしているのが原因です。

では、このパニックの症状はどういう仕組みで出ているのでしょうか?

本人があくまでも間違えているのですが、まさか自分で出しているとは思っていませんが、自分で出しているのが分かりますね。

言い換えれば、自作自演、なのです。

例えを変えると、水道の蛇口を自分で回しているから水道の水が出ているのです。

勝手に、水道の水は出ませんよね。



次に、お化け屋敷の話を思い出して下さい。

お化け屋敷にお化けはいないとは思っているのですが、
若しかしたらという気持ちが有りますから、皆さん怖くて震えますよね。

電車のパニック症の人と同じシステムだという事が分かりますよね。

言い換えれば、
お化け屋敷にお化けはいないのにいるのではと自分が勝手に思い、
自分が勝手に怖がっているのです。

同じく、自作自演ですよね。


このように、全ての対人緊張症も全ての神経症も性格由来のうつ病も全て、本人の勘違いによる自作自演という事で説明できます。

あくまでも仮病(作病)のように意図的になっているのではありませんが、
意図的ではないとしても、全ての対人緊張症も全ての神経症も性格由来のうつ病も全て
ウィルスや細菌、炎症、遺伝子、その他諸々の病気の原因は存在しません。
全て、意図していない自作自演なのです。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は病気ではなく、
間違った考え方が原因という正しい常識にして、
早く間違った考え方を正しい考え方に変えて上げる事をした方が良いという常識に変えたいです。

間違った考え方を正しい考え方に変える事は、本人次第ですが、比較的簡単に出来ます。
念の為。