熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

無剣の書

2010-09-06 05:37:34 | 写真
9月6日(月)、晴れ。

昨日は幾分涼しい夜でした。
今日は10時に、東京と大阪から女性二人のお客様です。
それまでに、広げっぱなしになっている物を片付けます。

写真は伊賀上野城・大広間の天井で見つけた「無剣」の肉筆の書。
大きさは1メートル四方ほど。
ご承知でしょうが「無剣」は、浜口内閣の司法大臣を務めた渡辺千冬の號。将棋駒の銘にもありますね。
15年ほど前に、伊賀上野城を訪れたときに発見して撮影したものです。
昨日、たまたま古い写真を整理していて見つけました。
上野城はその昔、藤堂高虎の居城でしたが台風で倒壊して以来、幕府から再建を許されず、今のお城は、昭和になって観光のため近代の建物として建てられたものです。
大広間の天井格子には、当時の一流の画家や書家に天井格子の一つ一つに作品を書かせたものが嵌め込んであり、それが今でも見ることができますので、お出かけの時はどうぞ。

なお、「無剣」の肉筆の書は、愛媛県の道後温泉「坊ちゃん湯」の2階でも見ることができます。
小生が見たのは10年以上前。その時にも写真撮影しました。
今も展示してあると思いますので、興味ある方は保養のついでに書の鑑賞も。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726