熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

久しぶり

2013-03-26 05:43:00 | 文章
3月26日(火)、晴れ。

渡辺さんが棋王位を獲得して3冠。
NHK将棋にも優勝。
強いネ。

昨日の仕事は「盛り上げ」。
冬に彫り埋め状態にまで進んでいた「水無瀬兼成卿写」。
ようやく気温も上がって、漆が使いやすい時期になりました。

ということで、午後からは、久しぶりの盛り上げ。
例によって、手始めに先ずは「と金」20枚余り。
次に香車の裏、桂馬の裏、という具合。

「今日中にどこまでやれるかなあ」と思いながら、「竜王」「竜馬」まで進行。
盛り上げは久しぶりでしたが、まずまず順調にここまで。
予定の時間を1時間ほど余しています。

で、「金将」4枚と、最後に書くことが多い銘を「水無瀬兼成写」、「良尊花押」と。
「王将・玉将」の文字より先に銘を書き入れたのは、残り時間の関係。
こちらの方が短い時間で済ませられるからです。

とにかく、久しぶりの盛り上げながらいつもより手早く進みました。
理由の一つは、文字が自然なところ。
不自然なレタリング(造形した文字)でなく、肉筆に近い文字の自然さです。

もう一つの理由は、漆の調子と使う筆の具合。
昨日と今日と同じ漆を使っても、その時々で硬さなどが多少変わるのですね。
午前と午後でも変わります。

とにかく昨日は調子が良かった。
「手早くできる」と言うことは、イコール「良い仕事が出来る」ということでもあります。
今日はどうなのかは、やってみての結果ですね。

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写真は昨日の花ニラ。
全体が分かるロングショットです。

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昨夜、目を覚ますとテレビは「桐谷さん・・」と。
目は閉じたままウトウトしていると、その桐谷さんはどうやら広島弁。
「ひょっとして、あの桐谷さん」かと目をあけると、まさにあの桐谷さんでした。
毎年、長文の年頭状を貰うのですが、お会いするのは何年ぶりだか。
「どうされているのかなあ」と思っていましたが、至ってお元気な様子で何より。

今日は「久しぶり」のお話でした。







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