熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

豊島太郎吉作・水無瀬大納言筆跡銘の駒

2015-09-23 19:10:06 | 写真


中央は、「独歩逸人(豊島太郎吉)作の盛上駒」。
左右は、豊島家から譲られた遺品中の字母紙。
字母紙は、謄写版刷り。
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水無瀬

2015-09-23 05:51:16 | 文章
9月23日(水)、晴れ。

今は晴れ。
南の海に台風23号。
今日は、西から下り坂とか。

ーーーー
「水無瀬という名前が付いたいろいろな書体で出回っているのは、不思議。
 それぞれの由来は?」との質問をいただきましたので、分かる範囲でお答えします。

「水無瀬」がついている駒は「水無瀬書」、「水無瀬兼成」、あるいは「水無瀬大(中)納言兼俊」など。
そして小生の「古水無瀬」、「水無瀬兼成卿写」があります。
それより古い時代では「水無瀬形」の銘が入った駒も作られました。

現在、最も多く市販されているのは「水無瀬書」の駒だと思います。
この駒の特徴の一つは、銀将のよろめいて旁の縦と、玉将の斜めの最終画。

この駒文字のルーツは、どうやら豊島龍山の「水無瀬大納言兼俊卿筆跡」という駒にあるのではないかと思っています。
豊島のこれに関する資料は、30数年前に数次郎未亡人のトミさんから譲り受けた遺品で、後刻、このブログでアップするようにします。
しかし、この駒文字は、これより古い時代に遡ることができませんでした。

一方、これより古い「水無瀬形」の駒文字は、400年前の水無瀬駒を模したもので、名駒大鑑にも載せています。
数年前に、オークションにも出たりして、ビックリしました。

まだまだ書かなければなりませんが、この続きは後刻に。





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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726