熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

2枚の短冊

2024-07-16 13:02:06 | 写真

7月16日(火)、曇りがち。

今日の映像は、400年ほど前の「短冊」2点。

作者は分かりますね。
左が水無瀬兼成さん。右が孫の兼俊さんです。

昨日、お見えになった島本町の関係者お一人がお持ちの短冊です。
許諾を得ましたので、ご披露いたします。

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7 コメント

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Unknown (くまざわです)
2024-12-03 17:09:31
当日、床の間に展示されていた、「兼成さんと、兼俊さんの短冊」ですね。
説明会では、その案内をしておりませんでした。
そそのため、これをじっくりご覧になっている方は少なかったようです。
申し訳ありません。
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解読 (やぶき)
2024-12-03 15:18:51
12/1の水無瀬神宮イベントで展示しました。
以下、翻刻と意味です。

■忘恋 住吉の岸にはあらでうき人の われをわするる草はなにそも 兼成
(住吉には恋や憂いを忘れる「忘れ草」が生えていると云うが)住吉の岸には居ない憂き人が、自分を忘れることのできる草ははて何であるというのか)

■寄雨恋 ふる雨にいざやぬれてんいつとても そでのそでの涙のたえ間なければ 兼俊
(降る雨にさぁ濡れてしまいましょう。いつだって袖は絶え間なくながれる涙で濡れているのですから)

祭神の後鳥羽院は歌聖でありましたので、水無瀬宮では折に触れたくさんの和歌が詠まれ奉納されています。
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短冊の和歌 (やぶき)
2024-07-17 15:24:38
掲載ありがとうございましす!読める分だけ・・・
兼俊さん「寄雨恋 ふる雨にいつやぬれてんいつとても そでの涙のたえまなければ」
兼成さん「忘恋 すみよしの岸にはあらでこ?ひ?人の? われをわすれて○はなに?かも」

素人読みなので間違いご指摘下さい。
仰っていたように、兼俊公の駒文字に見られる「ある種の硬さ」が無くて、短冊の方は、実に伸びやかな筆運びですね。先生のお話を聞いて納得しました。
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Unknown (くまざわです)
2024-07-17 03:43:24
私が読めるのは、ところどころだけです。
全部、読めると筆者のこの時の気持ちも分かるかもしれませんね。
墨流しの料紙は、よく似ていますね。
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Unknown (おお)
2024-07-17 00:21:11
ありがとうございます。私は、悲しい哉読めません。
画像から、短冊は同種の料紙のようです。名前の配置も似ています。同時期に歌仙を巻いて、後に短冊仕様にしたとも考えられます。読めたらいいのにと思います。
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Unknown (くまざわです)
2024-07-16 23:53:23
短冊、スラスラと読めればうれしいのですが、中々読めません。出だしの3文字4文字は次のようだと思います。
兼成さん、「住吉の・・」。
兼俊さん、「降る雨に・・」。
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Unknown (おお)
2024-07-16 19:24:55
言われれば、兼成、兼俊と読めます。
和歌を詠んだ短冊でしょうか。あつかましいお願いですが、何と書いてあるのか解説してください。
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