残暑に喘ぎながら、一度でいいから正体がなくなるほど酔っ払ってみたいと思う事がある。とろんとした眼でけらけら笑う彼らを見てつくづくうらやましいと思う。一口のアルコールで心臓がばふばふしてしまう下戸にとっては叶わぬこと。17歳の七里ガ浜キャンプでの事が、酒を怖がるようになった。生意気にもウイスキーとビールのちゃんぽんを一気飲みして、救急車の世話になった。その時の死ぬほどの苦しさがトラウマになってしまった。
この愁思たれかに届けEメール 眠りても海馬の奥に蝉啼けり
残暑に喘ぎながら、一度でいいから正体がなくなるほど酔っ払ってみたいと思う事がある。とろんとした眼でけらけら笑う彼らを見てつくづくうらやましいと思う。一口のアルコールで心臓がばふばふしてしまう下戸にとっては叶わぬこと。17歳の七里ガ浜キャンプでの事が、酒を怖がるようになった。生意気にもウイスキーとビールのちゃんぽんを一気飲みして、救急車の世話になった。その時の死ぬほどの苦しさがトラウマになってしまった。
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