戴いた竹の子があまりにも美味しいので
昨日は、その里山の竹やぶまで出かけて行って
5本ほど掘ってきた。
腐葉土の柔らかな土なので楽に掘ることができる。
そこで今日は「竹の子と鶏肉のクリーム煮」を作る。
興味ある方のために我流ですがレシピを紹介します。
材料
① 鶏の胸肉(皮付き)
② 竹の子(あく抜き)
玉ねぎ にんじん にんにく 月桂樹の葉
③ ホワイトクリーム(缶詰) 牛乳 水 白ワイン
チキンブイヨン(顆粒)
④ 生クリーム バター
⑤ オリーブオイル 塩 胡椒
調理
あらかじめ鶏肉に日本酒を振りかけておく(臭みをとる)
1、鍋ににんにく一片と油をひき、鶏肉を皮目から焼く。
2、②を鍋に加え、ざっと炒め白ワインを振る。
3、③を2の鍋に加えしばらく中火で煮込む。
〈ここからは焦げ付きやすいので注意〉
4、仕上げの前に④を加え、塩・胡椒で味を調える。
*それぞれの分量については、その都度直感に任せています。
定義を守ることは大切だが、直感による独創性も料理には大事です。
竹の子の節目節目に夢の跡 やす
腰痛治療を受けるため
今朝は早起きしてA病院へ。
仙腸関節の歪みを矯正する療法で
腰痛の多くはその仙腸関節に原因があると言われている。
薬物や機械類は一切使わずに、指先で静かに調整するだけ。
いささか物足りなさを覚えるが
治療を受けるようになってからは
あのひどい痛みは起きていない。
尤も、鍼灸も並行して受けているので
こちらの効果も無視はできないが。
四方を山に囲まれた山間の町。
昔は鉱山で栄えたところ。
山崖には藤の花がしだれ
峠をこえた辺りから雨が止み朝日がさしてきた。
まさに〈青葉若葉の日の光り〉である。
この爽快感も三文の徳と言えるかも・・・
8時受付開始、
1番だと思っていたら
既に地元の人が並んでいて、ぼくは8番目。
オロナミンCを飲みながら
1時間半ほど車の中で待つ。
陽射しが眩しすぎて、ちょっぴり寂しさを感じてしまう時間だ。
雨止みて色めきたちぬ杜若 やす
高原山という里山の奥で採れた竹の子を頂く。
毎年この時季になると
あさ掘りの新鮮なものを届けてくれる。
ゆたかな腐葉土の環境が適しているのだろう、
とても柔らかく香りがあって美味しい!
わざわざ京都の料亭まで出かけることもない。
てっぺんのところはワサビ醤油と吸い物で戴く。
真ん中は竹の子飯、
下の方は肉じゃがに使う。
テンメンジャンを絡め中華風もいい。
日本人はパンダと同じ、竹を食べていると
外国人の眼には奇異に映るようだが
〈 旬しゅんを食べる 〉
季節に敏感な日本人のこの繊細な雅趣は
なかなか理解されないと思う。
見えないものを観る
聞こえないものを聴く
味のないものを味わう・・・・
これらは、わび・さびの世界にも通じる日本の文化であり
日本人の奥深い感性(情趣)である。
「美しい国、日本」とは
この感性を取り戻すことではないだろうか。
雨上がる竹の子飯の炊けるころ やす
アメリカシロヒトリだけは放っておけない。
庭の樹木が全滅してしまう。
今年もまた業者に頼んで駆除してもらう。
二人とも全身をすっぽり白の雨合羽で覆い
ものものしい格好、
いかにも危険な薬剤をおもわせる。
何百ものいのちを一瞬の噴霧で殺してしまうが
それでも尚、運の強いのがいて
そいつらが再び、卵を産みつけ種を増やし
次の年の大量発生となる。
毛虫と人間の戦い・・・・・
引き分けのまま、我が家では
もう10年も繰りかえされている。
「クラリネット五重奏曲」を聴きながら
今夜はとても静かだ。
旨いパンが食べたくなって
宇都宮市のHデパートまで出かけた。
食パン・フランスパンの他、菓子パンを数種類、
多めに買い込んで冷凍庫に保存しておく。
ぼくは食料品売り場を覗いて歩くのが好き。
特に新鮮な魚を見ると、つい調理してみたくなる。
惣菜売り場では食いしん坊の癖が出て
茶巾寿司もいい、アナゴのにぎりもいい、豚肉の黒酢和えも・・・
あれも食いたい、これも食いたいときょろきょろ。
結局はさんざん迷ったあげくに、
幕の内のようないろいろ詰まっている賑やかな
弁当を買ってしまう。
・・・・・いつも同じことをやってしまうのだ。
自給率40パーセントの日本で
こんなにも沢山な食料品の数々。
デパ地下・グルメツアー・ランチバイキング・・・・
いづこも山海の珍味が盛りだくさん。
そして棄てられる食べ残しの生ゴミの山。
贅沢と飽食のきわみ。
自戒をこめて
いつまでつづけられるだろうか。