相模原市城山のカタクリの里,
30万株ものカタクリが自生しているとのことです。
今年は満開が21日ごろで,盛りは少し過ぎましたが,
低温の日が続いているのでまだ花が十分楽しめるとの情報をもとに,
3月30日,行ってみました。
午後からは用事があり,私にしては珍しく早く家を出発,
10時前に現地に到着,
紫のカタクリが斜面一面にびっしりと生えています。
しかし,気温が低いとカタクリは花を開かないようです。
写真でよく見る,独特の反り返るような花にはなっていません。
1時間ほど過ぎ,気温が上がってきたのでしょう。
花が徐々に開き始めました。
昼近くになり,やっと写真のようなカタクリの花が撮れました。
珍しいといわれる白カタクリの花も見ることができました(写真下)。
カタクリは代表的なスプリングエフェメラルとよばれる植物,
早春に地上に芽を出し,葉をつけ,花を咲かせ,
初夏には枯れてしまいます。
地上に姿を見せるのはわずか2~3ヶ月,
残りの時間は地下の根茎や種でひっそりと暮らします。
春先のまだ落葉樹の葉が大きくなる前に,
地上に太陽の光が届くうちに光合成を行うのです。
わずかな時間での光合成です。成長もゆっくり,種から毎年少しずつ球根を大きくし,
7~8年かかり,やっと花を咲かせることができるようになります。
ちなみにエフェメラルはかげろうのこと,
春に芽が出て,すぐにかげろうのように消えてなくなるということから,
この種の植物をスプリングエフェメラルとよびます。
片栗や時を重ねて花一つ
昼過ぎて花かたくりの反りにけり

30万株ものカタクリが自生しているとのことです。
今年は満開が21日ごろで,盛りは少し過ぎましたが,
低温の日が続いているのでまだ花が十分楽しめるとの情報をもとに,
3月30日,行ってみました。
午後からは用事があり,私にしては珍しく早く家を出発,
10時前に現地に到着,
紫のカタクリが斜面一面にびっしりと生えています。
しかし,気温が低いとカタクリは花を開かないようです。
写真でよく見る,独特の反り返るような花にはなっていません。
1時間ほど過ぎ,気温が上がってきたのでしょう。
花が徐々に開き始めました。
昼近くになり,やっと写真のようなカタクリの花が撮れました。
珍しいといわれる白カタクリの花も見ることができました(写真下)。
カタクリは代表的なスプリングエフェメラルとよばれる植物,
早春に地上に芽を出し,葉をつけ,花を咲かせ,
初夏には枯れてしまいます。
地上に姿を見せるのはわずか2~3ヶ月,
残りの時間は地下の根茎や種でひっそりと暮らします。
春先のまだ落葉樹の葉が大きくなる前に,
地上に太陽の光が届くうちに光合成を行うのです。
わずかな時間での光合成です。成長もゆっくり,種から毎年少しずつ球根を大きくし,
7~8年かかり,やっと花を咲かせることができるようになります。
ちなみにエフェメラルはかげろうのこと,
春に芽が出て,すぐにかげろうのように消えてなくなるということから,
この種の植物をスプリングエフェメラルとよびます。
片栗や時を重ねて花一つ
昼過ぎて花かたくりの反りにけり

