行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

接骨木(ニワトコ)の花

2010-04-18 23:22:16 | Weblog




山地の斜面に山野の木らしい素朴な花をみつけました。
接骨木(ニワトコ)のようです。
ニワトコはスイカズラ科の山野によく見られる落葉低木,
新緑の展開とほぼ同時に白い小さな花がかたまって咲きます(写真,4月10日)。
新芽は天ぷらなどにして食用にもされるようです。
接骨木の不思議な当て字はもともと枝,幹,葉などの煎液を
骨折や打撲などの治療に用いたところから使われているようです。

宝塚歌劇団の「すみれの咲く頃」というよく知られた歌は,
もともとはオーストリアではやった
「白いニワトコが再び咲く頃」という歌だそうです。
それがフランスにわたり「白いリラの咲く頃」というシャンソンとなり,
そして,日本に持ち込まれ,「すみれの咲く頃」と変化し,
いまや,宝塚歌劇団のテーマソングのような存在になりました。
ネット情報でニワトコを調べていましたら,
上のようなことが記されているブログがありました。
歌にされるようですから,オーストリアではニワトコはごく一般的な花のようです。
もっとも,このニワトコは花の香りが日本ニワトコに比べ強い
西洋ニワトコといわれるもののようです。
しかし,日本名の接骨木の花では歌詞にするのは難しいですね。

接骨木の朽ちた枝にも若葉かな
コメント (2)
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