昨日,今日ととても寒い4月の中旬です。
真冬並みの気温といわれていますが,
今,帰宅しましたが,外の風の冷たさは真冬並みではなく,
真冬以上と感じました。
東京でも今夜から明日にかけて雪になるかもしれないという予想が出ています。
東京の4月17日の雪は観測至上1位タイになるそうです。
そんなこともあり,今日は少し前の3月下旬に撮った初春の雑草の花です。
写真上,姫踊子草(ヒメオドリコソウ)とそれを取り囲むタネツケバナです。
姫踊子草はシソ科ヒメオドリコソウ属のヨーロッパ原産の帰化植物,
春早くから,道端,空地,畑地などによく見られる雑草です。
段々に五重塔のように積み上げられた葉,葉の上層は赤紫色となり,
そこに小さなピンク色の唇形の花が咲きます。
タネツケバナはアブラナ科の雑草,
日本全土に生育する越年草で,春早くに白い小さな4弁花をつけます。
両者が並んで花咲く姿は,
踊子とそれを引き立てるバックダンサーと言うところでしょうか。
写真下,群生して咲いている姫踊子草,
踊子草は群生していることのほうが多い植物のようです。
その名からか,群生して咲いているのを見ると,
踊子が大勢で踊っている場面を想像してみますが,
なかなかそうは見えません。
写真,じっくり見ると,踊子というより赤鬼の集まりです。
なにか,なまはげの鬼が大勢でこちらに向かって来るように思えます。
紫の笠おそろいに踊子草