花の斑点,花の形,気味が悪いと言われればそう思えます。
羅生門葛の名は花の形を平安時代の謡曲「羅生門」などで知られる
渡辺綱に羅生門で切り落とされた鬼の腕に見立ててつけられたとのことです。
山地の林などのやや湿った場所に自生し,
4~6月に唇形の紫の花を咲かせるシソ科の草です。
写真下は蕾のときのラショウモンカズラ,
シソ科の植物に違いないが,何だろうと思っていましたら,
1週間後,写真上のようなラショウモンカズラの
花が咲いていました(4/11,稲城城山公園にて)。
蕾のときと花が咲いたときではずいぶん感じが違うものです。
鬼腕の切られし花や春の雨