写真上,稲城市内の里山にて,
小さな小川の上に覆い被さるように,
釣り鐘のような小さな淡黄色の花をつけた花房が,
枝から何本もぶら下がっていました。
その不思議な姿にしばらく見とれてしまいました(3/28)。
芋虫のような花房がぶら下がるところなどは,
ハンノキやイヌシデに似ていますが,
花の色,釣り鐘状の花の形がはっきり確認できるところなど,
よく見れば,それらとは違います。
木五倍子(キブシ)というキブシ科キブシ属の落葉低木と知りました。
キブシは日本全国に分布し,山地などの明るい場所に生え,
3~5月,葉が伸びる前に写真のような花をつけます。
その花の形から黄藤(キフジ)の別名があります。
木五倍子の名は,本ブログ4/2掲載の夜叉五倍子(ヤシャブシ)と同じく,
その実を五倍子(ブシ)の代用としたところからきています。
雌雄別株の植物で,外見はほぼ同じような花を咲かせますが,
雌花のほうが,房が短いと書かれていました。
写真下,その二日後に行った城山カタクリの里(神奈川県相模原市)にて,
知ったばかりのキブシの花が驚くほどたくさん咲いており,
同行人にこれなんの花と聞かれ,さっそく,講釈を垂れてみました。
皓々と山の木陰の木五倍子咲く
小さな小川の上に覆い被さるように,
釣り鐘のような小さな淡黄色の花をつけた花房が,
枝から何本もぶら下がっていました。
その不思議な姿にしばらく見とれてしまいました(3/28)。
芋虫のような花房がぶら下がるところなどは,
ハンノキやイヌシデに似ていますが,
花の色,釣り鐘状の花の形がはっきり確認できるところなど,
よく見れば,それらとは違います。
木五倍子(キブシ)というキブシ科キブシ属の落葉低木と知りました。
キブシは日本全国に分布し,山地などの明るい場所に生え,
3~5月,葉が伸びる前に写真のような花をつけます。
その花の形から黄藤(キフジ)の別名があります。
木五倍子の名は,本ブログ4/2掲載の夜叉五倍子(ヤシャブシ)と同じく,
その実を五倍子(ブシ)の代用としたところからきています。
雌雄別株の植物で,外見はほぼ同じような花を咲かせますが,
雌花のほうが,房が短いと書かれていました。
写真下,その二日後に行った城山カタクリの里(神奈川県相模原市)にて,
知ったばかりのキブシの花が驚くほどたくさん咲いており,
同行人にこれなんの花と聞かれ,さっそく,講釈を垂れてみました。
皓々と山の木陰の木五倍子咲く
