諸葛菜(ショカッサイ),花大根(ハナダイコン),
オオハラセイトウ,紫花菜(ムラサキハナナ),
いろいろな名が付けられていますが,
この花の姿からは,紫花菜が一番似合うように思えます。
2,3日前の新聞でも,ムラサキハナナが昭和記念公園で満開,
いまが見頃と紹介されていました。
4枚の花弁から想像できるようにアブラナ科の植物,
もともとは園芸植物だったようですが,いまは野生化しており,
春3月ごろから,野に咲いているのをよく見かけます。
パステルカラーの花の紫,葉の緑が明るく,春らしく,
野に群生して咲く姿がよく似合います。
写真は上下ともに雑草に混じり咲く紫花菜。
諸葛菜の名は三国時代の蜀の軍師・政治家である諸葛孔明が,
緊急時の備えとして栽培したことによるようです。
野に生きてところを得たり諸葛菜