野のすみれ

山道の枯れた木の葉に囲まれ，そして日陰のこけむす中に，
スミレが花を覗かせていました（4/3，10）。
花の様子，時期から考えてタチツボスミレのようです。
野の小さな花，スミレはこのような景色に，
一輪，二輪ひっそりと咲くのが一番似合ように思えます。
「山路来てなにやらゆかしすみれ草」
芭蕉の有名な句ですが，時期と場所からこのすみれは，
タチツボスミレと判断されているようです。
多分，そのすみれも一輪か二輪のひっそりと咲くすみれだったと思われます。

行く路や朽ち葉に覗きすみれ花