行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

北本自然観察公園のホオジロ

2011-02-17 22:18:41 | 
2月13日,3連休の最終日,
前日,前々日の雪ととってかわり,好天に恵まれたこの日,
埼玉県の北本自然観察公園に行ってみました。


ここ北本自然観察公園は野鳥が多く見られる場所とあって,
連日,たくさんの野鳥愛好家が訪れるようです。
駐車場は満車,園内は双眼鏡,フィルドスコープそしてカメラを抱えた
たくさんの人達が野鳥を求めて園内を歩いていました。
写真はそんな園内,
ほころびはじめた白梅の下で,昼食をとりながら,
草藪の中の小鳥の観察,撮影をしているようです。


そんな環境のせいで,人慣れをしているのでしょうか,
このホオジロ,目の前に降りてきて,道端の草の実を探しはじめました。
ホオジロは雑食性で夏の繁殖期は昆虫を餌としますが,
秋から冬は草の実などを食べて生活するようです。
スズメ目ホオジロ科のホオジロ,
日本全国の低地や低山の林縁の草地などに
一年中見られる留鳥です。
野鳥がこんな近くによってくるとは少し驚きです。


枯れた草藪の灌木にもホオジロがとまっていました。
このような場所にいることが多い鳥のようです。


あまり高くない木の梢から,チッチ,チッチと
虫の鳴くような声が聞こえてきたらそれはホオジロの鳴声です。
ホオジロの羽色は一見スズメに似ていますが,
腹部が赤茶色,頬,眼の上が白く,
眼の部分に走る黒い帯線,過眼線があるなど,よく見れば違いがすぐわかります。
メスはこの過眼線が茶色,体色も全体的に淡いとのことです。
すぐ上の写真はそれから判断するとメス,
最初の2枚,一番上はオス,真ん中も多分オスと思われます。
鳥の写真を撮るようになる2年ほど前までは,
ホオジロとスズメの区別もつかなかった私ですが,
いつのまにか,見分けがつくようになり,
そして,雌雄の判別までするようになってしまったようです。

鳥たちが草の実拾う枯野かな

コメント
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