行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩川の水辺(4)川鵜の島

2011-02-09 21:04:17 | 
多摩川の流れの真ん中,家族なのでしようか,
7~8羽のほどの川鵜(カワウ)が大きな石の島に陣取っています。
水辺に降り,近くで見てみるとこの島,石だけではなく,
鉄板らしきものもが石についています。
洪水で流された橋桁かなにかの残骸のようです。


カワウ近くでみるととてもおもしろい顔をしています。
その緑色の眼,頬紅をつけたような顔の紅,
化粧をしたピエロのようにも思えます。
付け毛のような頭の白は繁殖毛,繁殖期は一年中であり,
この繁殖毛,雌雄同じように出るようなので,オス,メスは区別できませんが,
成鳥であることは間違いありません。
すると,真ん中の小さな2羽は子供の鳥でしょうか,
成鳥に比べるとかわいい顔をしているように思えます。


餌を十分に捕ったのでしょうか,
若鳥が一羽,島に向っています。
水中ではこんなかっこうで泳ぐようです。


繁殖毛がわずかに見えます。若鵜でしょうか,
岸で一羽だけでぼんやりとしていました。
長良川などで有名な鵜飼は,川や湖で行われますが,
鵜はこの川鵜ではなく海鵜が使われます。
川鵜も海鵜も姿形はよく似ていますが,
体が大きく,団体行動をとらない海鵜のほうが,
鵜飼には適しているのだそうです。


帰り際,枯蘆の中から撮ったカワウの島です。
対岸の府中側の河原ではこの真冬の寒さの中,
家族連れが岸辺で水遊びをしています。

濃化粧なお不器量に川鵜かな
コメント
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