行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

フキそしてニオイカントウの花

2016-03-15 20:00:44 | 動物
蕗(フキ)と匂款冬(ニオイカントウ)、
いずれも冬から早春に花をつけるキク科フキ属の草、
款冬とは蕗の別名なのだそうです。


今年は蕗の薹を見ることなく、
2月の下旬、蕗を見たときはもう蕾となっていました。


3月、蕗の薹に早くも薹が立って蕗の花に。
よく知りませんでしたが
本来、薹とは野菜などの花茎の意味、
薹が伸びると硬くなり、食べ頃を過ぎることを「薹が立つ」、
これが人間の年にも当てはめられるようになりました。


蕗の花がたくさん。
蕗は雌雄異株だそうで、
雄花も雌花もよく似ているので遠目からは区別がつきませんが
この花の中に雄花、雌花があるはずです。


匂款冬(ニオイカントウ)、
昭和初期に観賞用に渡来したとされる外来種です。
これも最初は公園の道端に植栽されたもののようですが
毎年雑草に混じり3月早く、花を咲かせます。


草姿がフキに似ていて、
芳香があるので、ニオイカントウ。
ニオイフキの別名もあります。
コメント
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